ども、名人です。
今日の東京の空は、雲で覆われています。
が、その雲も分厚くは無いし、ところどころで青空も見えています。
そして、今朝の私の体温は、35.9度でした。
さて、12月になると、様々なゲームタイトルが誕生日を迎えます。元ハドソンタイトルも多くて、「ロボットポンコッツ」やコナミさんだと「クラッシュ・バンディクーアドバンス2」、そしてセガさんからは「ソニックバトル」なんかも発売になっています。
そして、今回紹介するのは、俳優の小川範子さんを主役として作った
「No・Ri・Ko」 です。
発売が1988年なので、PCエンジン CD-ROMの初期のソフトになります。
このゲームは、アドベンチャーゲームです。
大きなストーリーとしては、小川範子さんとデートをしちゃうという感じです。
この当時は、CD-ROMという大容量を使ったゲームって、どんなのがあるんだろう?というアイデアを皆で考えていたのですが、その中で辞典だったり写真集というアイデアも出て来ました。
辞典としては「ビックリマン大事界」が出ました。
写真集というアイデアからは、写真集としてよりも遊べた方が良いのではないか?という事になって、これが生まれました。
なぜこのジャンルになったかと言うと、写真を撮って、それを基本になっているゲームに入れるだけでゲームが作れるだろうと言う事だったので、当時のアイドルやタレントさんに登場して貰えれば、そのファンの方も飛びついてくれるだろうと…。
しかし、制作はそんなに簡単にはいきませんでした。
この1980年代後半は、まだデジタルカメラではなく、フィルム撮影なので、撮影し現像したフィルムをスキャンしなければいけません。
そして、そのスキャンしたデータからゴミを取り除いて、切り抜いて…
なので、1日に作業出来るのは良くて数枚レベルだった様です。
今のデジカメであれば、グリーンバックで撮影するだけで、ゴミを取り除くなんて作業は必要無いですし、切り抜きだったすぐに出来ちゃいます。
なので、時代が早過ぎたゲームなのだと思います。
今の時代であれば、シナリオを考えるにが一番時間が掛かって、それ以外の作業は、ホントに直ぐに出来ちゃうんだろうなぁ…
では、今日も一日楽しみましょう!