ども、名人です。
ホテルのエアコンを入れっぱなしで、身体が冷え過ぎてしまいました。
やはり適正温度が大事です。
そして、今朝の私の体温は、36.2度でした。
さて、1985年の今日7月26日は、私が37年間ずっと子供達へのメッセージとして言っている
ゲームは一日1時間
の誕生日になります。
正確に言うと、このメッセージを言い始めるきっかけが有った日ですね。
場所は、福岡県「ショッパーズダイエー香椎(かしい)店」(現在は有りません)での出来事でした。
それまで南キャラバンは、鹿児島、熊本、久留米とイベントを続けて来ました。
最初の頃の店舗は、参加する皆さんの近所だった事も有って、子供達だけが会場に来ていたのです。
しかしこの香椎店は、車で来るエリアに有った事で、親子連れでの参加がとても多かったのです。
子供達は、参加者なので、私達の前に体育座りをしています。そして父兄の方は、その周囲を取り囲むように並んでいたのです。
この写真、日付が異なりますが、年数は85年に間違いありません。だって、Tシャツのイラストが第1回のモノなので。当時の写ルンですだと思いますが、日付を間違えていた様です。
これだけの親の顔と目が有ると、何かを言わなければいけないなと思って、口から出て来たのが
「ゲームが上手くなりたいなら、1時間くらい集中してやった方が良いよ」
と言ったのです。
まぁ、もっと言い方が別だったかもしれません。
それを聞いていた関係者が、「ゲームを遊ぶなと言っている」と営業のトップに言った様なのです。
「高橋が変な事を言っている様だ」との報告が有った様で、急遽役員会が開催される事になったそうですが、その日(翌27日)の朝に、宣伝部の上司から確認の電話があり、ある程度正確に説明しました。
その説明を聞いた社長が、
「これからのゲーム業界を健全にする為には、良い事なのではないか?」と言ってくれて、ハドソン全体でそれを言っていこうと背中を押してくれたのです。
そこで標語にしようと言う事になり、「ゲームは一日1時間」が生まれたのです。
しかし、当時の子供達が、素直に1時間で止めるわけがありません。
そこで説明としては
「ゲームが上手くなりたいなら集中力の続く1時間を頑張ってください。集中力が切れて、変な失敗をする様になったら、そんな記憶は要らないのだから止めた方がゲームの腕前が上がるよ」と…
まぁ、これが皆さんに伝わっていたかどうかは分かりませんが、とにかく、親御さん、特に母親には受け入れられましたね。
私個人としても、このメッセージが、ここまで続くとは思ってもいませんでした。
しかし逆に言うと、これからもずっと伝えられたら良いなと思っています。
では、今日も一日楽しみましょう!