ども、名人です。
今日の東京の空、雲も多いけど青空も見えています。
気温は高くて、出社するだけでシャワーを浴びたくなります。
そして、今朝の私の体温は、36.3度でした。
さて、先日の事ですがTwitterにhogenasuさんが、昔の雑誌の記事をアップしていました。
これ見て、非常に懐かしかったので、その時の事を書こうと思います。
また、hogenasuさんに連絡を取ったところ、600dpiでスキャンした生データも頂く事が出来ました。本当にありがとうございます。
さて、これは集英社の「プレイボーイ アイズ」という雑誌名だと言う事も分かりました。
が、どういう経緯で、この取材を受けたのかが、全く記憶に残っていません…(汗
そこで、誌面に映っている機材の紹介と、たぶんこうだったんだろうという予想を書いてみたいと思います。
まずは、私の後ろに映っているのが、シャープの「MZ-80B」です。
このパソコンで、演奏データを入力&出力します。
そして、右側に移っているのが
4トラックのカセットレコーダーと、右下が、MZ-80B用のフロッピーディスクドライブ(5インチ)だと思います。
そして、この写真のメインとなるのが、こちらの左側の部分
追加でネットに落ちていた画像も使用します。
右側に移っているのが、アムデックさんから発売された
CMU-800です。
これに、こちらIFケーブルでMZ-80Bと接続する事で音を鳴らすことが出来るのです。
確か6パートのメロディや和音とリズムだったと思います。
しかし、内蔵音源は、いわゆる電子ピアノだったので、その音を広げる為に、写真の上や左側に映っているアナログシンセサイザーと接続していました。
これは、ローランドのシンセサイザー「System100M」ですね。
一番左のブロックで発生した音の信号を、右側のブロックに通す事で、様々な波形に変化させていくのです。それにより、いろんな楽器風の様々な音に変える事が出来るのです。それを接続していくのにコードが必要なんですが、ケーブルを接続している様子が、下の画像になります。
しかし、このシンセサイザーで一度に鳴らす事が出来るのは1音しか鳴らせないので、いろんな音を合わせるには、何度も録音しなければいけません。その為に、最初のマルチトラックのカセットレコーダーが必要でした。
また、写真ではギターを持っていますが、音程の入力にはキーボードが楽だったんです。
音の長さは、パソコンのキーボードで指定して、音程をキーボードで入力する事で、メロディなどの入力を楽にしていました。
実際のところ、私はキーボードを弾くことが出来ないのですが、音を入力するだけなら、片手で出来ますからね。
さて、実際に、こんな事だったのではないかな?と予想(思い出す)すると、
CMU-800の使い方で、アムテックのサポートに連絡をしていたのです。(これは確かです)
その頃は、リズムがしっかり合っているデジタル的な演奏ではなく、より人間の演奏に近づける為や、データの調節でリバーブが掛かった様にする為だったりと、様々なデータ入力のテクニックを教えて貰っていました。
その流れの中で、パソコンで遊ぶ記事をプレイボーイアイズさんが企画し、その中のDTMのパート部分でアムテックさんに集英社の担当さんが連絡した流れから、ユーザーの一人として私が紹介されたのではないかと。
きっと、この流れだと思います。
ところで、この時期は、まだ音楽の為の「MIDI」という企画が出きたばかりで、それを搭載している音源などが無かった時代でした。
なので、この後のMIDIを使用する事で演奏出来る様になった時、これらの機材は一掃する事になりました…。
それらを考えると、この機材で作っていた時期は2〜3年くらいだったと思います。
私が23歳の時ですが、この頃は毎日の様に、日本テレビの「ズームイン」にも一般ユーザーとして通っていた時期だったりするので、懐かしい1枚でもありました。
という事で、hogenasuさん、発掘ありがとうございました。
では、今日も一日楽しみましょう!
追記
quadさんのつぶやきより、機材の型番が分かりました。
>
こちらの写真で高橋名人が使用している主な機材は、ざっと見たところ、写真左からRoland SYSTEM-100M(Dセット)、Roland Model 102、AMDEK(Roland DG) CMU-800、SHARP MZ-80B、ARIA MR402(4tr MTR)、YAMAHA MA10(ヘッドホンアンプ)といった感じでしょうか。
ありがとうございました。