ども、名人です。

 

今日の東京は、一瞬見ると晴れ間が広がっている様にも見えるくらいに薄い雲が広がっています。

予報では、晴れと曇りが交互に来ているので、雨は無さそうです。

そして、今朝の私の体温は、36.1度でした。

 

さて、この頃、DMなどで、

「ゲームの実況配信をするには、どんな機材を揃えれば良いのでしょう?」

と言う問合せがあるので、ここで簡単にですが、紹介したいと思います。(私個人の話です)

 

まずは、ゲーム機やパソコンが揃っている事、そしてネットワークにも接続されている事など、普通にゲームプレイが出来、ネットでHPを見られる事が大前提になります。

 

ゲーム実況と言うと、「ゲーム画面に、自分の顔を入れ込む。」というのが基本になりそうです。

これを「ピクチャー in ピクチャー」(以降PinP)や「ワイプ」と言います。

システムとして、

「ゲーム画面の信号をパソコンに取り込む」

事が必要になります。

 

機材を揃える時に、一番安価に出来るのが、2000円ほどで購入出来る、下の様なキャプチャー機を手に入れる事です。

(これを①としておきます。)

 

 

ゲーム機のHDMIケーブルとこのキャプチャーに入力し、パソコンのUSBに接続します。

そして、パソコンでは、無料で使う事が出来るライブ配信用のソフト「OBS」をインストールします。

 

OBS ダウンロード 使い方など 

 

OBSに関しては、私もまだ詳しくはないので、上記のサイトで確認してください。

 

後は、ゲーム画面で、USBキャプチャーを選択し、自分の顔と声は、パソコンのカメラとマイクを選択すれば、あっと言う間に、先ほどの画面が作れてしまいます。

 

ただし、この方法では、ゲーム画面はパソコン上に表示されたのを見ながらプレイする事になるので、どうしても遅延が発生します。

それを避ける為には、ゲーム機からの信号を2つに分けるHDMI分配器(セパレーター)を仕様して、2つに分けた信号の片方をモニターに接続する事で解消されます。

 

 

もう少し予算があれば、こちらのキャプチャー機が、今私が一番オススメする機材になります。

 

JVA06(J5create)  アマゾンで24800円

これを②とします。

 

 

これが凄いのは、2つのHDMI入力があるので、別途HDMI出力の付いたカメラが必要になりますが、HDMI1にゲーム機。

そして、HDMI2にカメラを接続すれば、ボタンひとつで、画面の切替と、さっきの画面の様な合成が出来ます。

 

また、自分の背景をグリーンバックにする事で、自分の身体だけを抜いて合成する事も出来ます。

 

ただし、ワイプで顔を合成する場合は、4隅の場所がボタンを押す毎に変わりますので、顔を右下に配置したい時には、ボタンを3回押す必要があります。

 

また、①の様に遅延対策として、HDMI信号をスルーで出力してくれるので、これにモニターを接続すればゲームプレイも問題ありません。

 

この場合も、パソコンのOBSは必要になります。

 

レトロゲームを使用する場合には、この他に

コンポジット信号をHDMI に変換するコンバーターが必要になります。

ただ、このコンバーターは、どんなに高価なのを使用しても遅延が発生しますので、ゲーム機からのコンポジット信号を2つに分離する、いわゆる二股ケーブルで分け、片方をモニターに、もう片方をコンバーターに入れれば大丈夫です。

 

生配信を行うだけなら、上記の機材でいけます。

ただ、この頃のニュースで取り上げられる様に、生配信でNG行為をしてしまう可能性がある場合、そして、ゲームのミスプレイを避けたい場合には、録画しておいて、後で

「編集したのを配信する」場合には、OBSで録画してください。

プレイ中の視聴者のコメントは入りませんが、一番安全な方法だと思います。

 

さてさて、次は、さらにお金を掛ける場合です。(w

と言っても、30万円前後ですけど…

 

こちらは、私が使用している機材のスイッチャーになります。

 

 

Atem mini Extream ISO  現在密林では90,580円と

約45%引きで販売されています。

私が買った時が16万だったので…(悲

 

これには、カメラが必要になりますが、私の場合には、

1)顔に寄っているカメラ

2)俯瞰や手元のよりなどのカメラ

3)iPad(資料出力用)

4)iPad mini(資料出力の予備やBGM用)

5)ゲーム機

6)動画再生機

 

が接続されていて、それを切替ながら使用しています。

 

そして、このAtemの凄いところは、背景画像に、ボタンひとつで、4つまでのカメラ画像を合成する事が出来るのです。(それぞれの画像をBOXと呼びます)

 

下の例では、4つのBOX全てにカメラ1を入力しています。

 

BOXはサイズや場所も簡単に変えられます。

 

一つを静止画像にするのも出来ます。

 

この配置は、コントロール画面のボタン一つで選択できますし、もちろん、それぞれのBOXのサイズは位置、またクリップ(画像の切り抜き)も設定出来ます。

いろいろ変更する場合には、それをマクロとして記憶しておけば、いろんなシーンに合わせたPiPが出来るのです。

 

また、この操作には、iPadで6100円の課金が必要ですが、アプリが出ていて…

 

MixEffect Pro

 

BOXの配置やサイズを簡単に変えたり

 

どのBOXにどの映像を入力するのか

 

など、一度使い始めると、パソコンではなく、こっちばかりを使用してしまいます。(w

 

そして、このAtemの素晴らしいところは、先日も書きましたが、それぞれのチャンネルの映像と配信映像を、同時に録画出来る事です。

 

先ほどの様に、生配信で無い場合には、同じ時間のプレイ映像と自分の映像を合わせる(同期を取る)のが大変ですけども、同じく無料で使えるDaVinci Resolveという編集ソフトに、配信しているデータと各チャンネルのデーターが時間軸で並んでくれるので、簡単に編集し直すことが出来るのです。

(まだ、私も勉強中ですので、あまり突っ込まないでくださいね)

 

と、大体こんな感じで、予算に合わせて機材を揃えれば、誰もが簡単にゲーム実況が出来る様になると思います。

 

慣れて来てから、音質の良いマイクや画質の良いカメラを揃えるなどしていけば、良いのではないでしょうか?

 

いろいろ大変かと思いますが、まずは、ゲーム機をキャプチャーするデバイスを用意してから、OBSを使ってみましょう。

配信に慣れてくれば、「もっとこうしたい」という希望と言うか欲望が出て来ますので、ゆっくりと機材を揃えて行きましょう。

 

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!