ども、名人です。

 

今日の東京の空は、青空が広がっています。

気温は、少し寒い感じがしますけど、冬なんだから当たり前ですね。

そして、今朝の私の体温は、36.1度でした。

 

さて、先日のブログネタで、Twitterにjacobさんになりたいさんから、PCエンジンの墓石について聞きたいというコメントが有ったのと、写真を探してくれたので、それについて書いてみたいと思います。

が、基本的に、私は宣伝部であったので、詳しくは分かっていないですので、それを前提に読んでください。

 

まず、PCエンジンの開発機材には、面白い名前が付けられていました。

 

基本的なシステムは、

 

「Hu7 SYSTEM」で通称は「弁当箱」でした。

開発のコードネームは「7up」でした。これは、中本さんからは「南米(北米だったかも)では、スプライトよりも売れているから」という話を聞きました。

 

その弁当箱は、こちらになります。

 

 

本体に挿入されている基板の順番は、あまり関係無いようで、物によっては、PCエンジンと接続しているボードを上にしているか、途中にしているかの違いがある様です。

 

そして、通称「墓石」がこちら

 

 

こちらは、「Hu7 SYSTEM CDエミュレーター用HD」になります。

現在のHDDは、4TBや8TBという容量の物が登場していますが、これが製作されていた80年代後半では、40〜120MB程度のHDD位しかありませんでした。

しかも、かなり高額なのです。

 

CD-ROMは、1枚で650MBの記憶容量があります。

ですので、CD-ROM1枚のデータを、記憶させられるHDDが存在しなかったので、HDDを複数台接続して使っていたのです。

このHDDを複数台接続する為のインターフェースを作る為には、開発機材を製作する藤井さんが、ネットの無い時代に、各社にチップの内容確認と連絡をして、調達していったと聞いた事があります。

 

ちなみに、650MBの容量は、今の写メだと1枚を3MBとして、216枚を記録出来ますが、ファミコンのカートリッジだと、ファミコンロムの容量にもよりますが、数千本は記録出来る容量になります。

 

写真の墓石は、たぶん初代の物だと思います。

後半のバージョンには、Backupが取れる様に、DATが付いていたと記憶しているからです。

ここで、天外2の場合は、アクセス速度を早くする為に、CD-ROM記録する順番を変えたりという調節をしていったのでしょう。

 

他にも、開発機材はたくさん有りました。

PC98よりも大きなのが有ったらしいですが、その当時開発に行くと、機材がたくさん並んでいたので、細かく見ていかないと分からない状態でした。

と言うことで、また、何かの情報が出て来たら、紹介させて頂きますね。

 

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!