ども、名人です。
今日の東京の空は、晴れ間が広がっています。
気温も爽やかで、歩いていても気持ち良いですね。
そして、今朝の私の体温は、35.9度でした。
さて、昨日のブログにコメントを頂いたので、それを紹介し、また私からのコメントも添えたいと思います。
>ニセ課長タニンさん
〜前略
パッケージが一回り大きくなったのは任天堂のカセットが3800円から4500円になったタイミングで1984年10月5日発売のデビルワールドが最初です。
ただ、ラベルをパッケージイラストにするのが間に合わなかったのか初期出荷されたのは何時ものデザインです。
その後、再販されたのはパッケージイラストのラベルです。
即ちデビルワールドのカセットデザインは2種類有ります。
〜中略
一方、ハドソンは1985年2月発売バンゲリングベイからパッケージサイズを変更しましたがカセットは「Hu」ラベルのまま。
4月発売のチャンピオンシップロードランナーまででしたね。
〜後略
他の方のコメントも参考にすると、ラベルが4色になったのは、「デビルワールド」の再販分からと言う事で間違い無さそうですが、「バンゲリングベイ」に「チャンピオンシップ・ロードランナー」が、2色印刷だった事を考えると、「チャンピオン…」の版下を納品した後の、3下旬、もしくは4月下旬が、新しい印刷機の稼働開始だったのかな?と思われます。
「バンゲリングベイ」のパッケージが大きくなったのが先になったのは、ラベルに関係無く、印刷製造に問題無かったから、先に実行したと言う事ですね。
ありがとうございました。
>角煮さん
>ニセ課長タニンさん
サン電子のルート16ターボも2種類あります。
と言うことですので、参考にさせて頂きます。
>Redさん
任天堂のソフトで言うと
1984年10月発売のデビルワールドまでは√みたいな模様の汎用ラベル、
翌11月発売のF1レース・4人打ち麻雀からはイラストのラベルを使っていたと思います
それまでに発売したソフトも増産時にイラストラベルに切り替わったと思いますが、イラスト版を見たことがないのもあるので(ドンキーコング3とか)全部ではないかも知れません
ロードランナーのイラスト版は初めて見ましたw
これは私の想像ですけども、もしかしたら、84年末くらいから85年春頃までは、切替の為のテスト稼働期間だったかもしれませんね。
細かい話ですが、2色印刷を4色印刷に変更する場合には、版下のフィルム化、そして印刷時のインクやラインの増加に伴って、原価が上がってしまいます。
最新機械であれば、問題は有りませんけども、稼働を順調に行う為の機械のテスト稼働も必要だったでしょうし、印刷機のラインを全部一緒に行うリスクもありますので、1ライン分ずつ切り替えていったのでしょうね。
ちなみに、ロードランナーのイラスト版に関しては、他のゲームの再販とは異なります。
91年にスーパーファミコンが発売になった時に、もしかして、懐かしいと思って、もう一度遊びたいと思っているユーザーがいるのではないか?と言う事で、新たにパッケージなどを作り直したのです。
ゆえに、それまでに発売されたカートリッジでイラスト版は存在しません。
>角煮さん
>Redさん
ドンキーコング3だけはイラストシールが存在しないと思われます
ドンキーコングにドンキーコングJr.はイラストシールあり
(マリオブラザーズに麻雀はあるのに…)
おそらく余り売れなかったからではないのでしょうか
ちなみにサン電子のルート16ターボも2種類のカートリッジがあります。
こちらに関しては、残念ながら、再生産されなかったからとしか言いようが無いですね。
この当時、任天堂さんからは、再販する時には「ラベルを切り替えますか?」と言う提案をされていたはずです。
こういう連絡は、私の所属していた宣伝企画部ではなく、総務に入るのです。まぁ、そこから連絡はありますけども、数ヶ月後に再販するゲームも、そんなに無かった時代ですので、そもそも、任天堂社内だけの話だったのだと思われます。
そして、サン電子さんの場合は、途中でファミコンカセットを製造するラインが出来たのでしょう。
それが出来るまでは、任天堂で製造し、ラインが出来てからは自社で対応したのだと思います。
とりあえずは、こんな感じでしょうか?
実際のところ、この時代は、注文時から納品まで3ヶ月を必要としていた時期ですので、ハッキリと何時からとは断定出来ません。
まぁ、印刷所に問合せしたところで、その頃の担当者さんが居るかどうかも分からないですし…。
それを考えると、これ以上に期間を絞っていくのは難しいのかもしれませんね。
と言うことで、皆さんありがとうございました。
では、今日も一日楽しみましょう!