ども、名人です。
朝に書いた1988年の「パワーリーグキャラバン」ですが、なぜ、この1回限りで終わってしまったかと言う話になります。
この大会は、1985年から3回続いたシューティングゲームでの大会を、少しでも変えようという雰囲気が、ハドソン社内で大きくなっていた事。
そして、大会を開催出来る様なソフトが無かった事が要因になっています。
1988年の3月には「R-TYPE1」が発売されていますが、このゲームは、プレイしてみれば分かるとおり、スターソルジャーの様な、キャラの速回しが出来ないので、最高点が決まっているのです。
ゆえに、普通のゲーム大会は出来るけども、全国規模の大会には不向きだったのです。
そして、その次に出て来たのが同年6月に発売になった
「パワーリーグ」だったのです。
キャラバン用のタイトルとしても、発売時期がバッチリでしたし、高校野球の様な全国大会も開催しようという雰囲気がどんどんと広がって行ったのです。
ただ、開催してみると、トーナメントによる大会だったので、1日掛けても、64チームでプレイするのが最高になってしまいます。
64チームと言う事は、かける二人として、128人の参加しか出来ません。
それまでのシューティングゲームが、少なくても500人だった事を考えれば、宣伝費としての費用対効果はよろしくありません。
また、朝のブログにも書いたように、全国大会を開催する為のスタッフの労力と、子ども達の交通費などの費用もバカにならなかったのです。
そんな事で、パワーリーグを使った大会は、この1回限りとなりました。
まぁ、上記の事は、開催する前にも分かっていたんですが、発表してしまった後では、遅かったですね。
と言うことで、当時のスケジュールもアップしておきますね。
ではでは…