朝のブログの続きになります。

 

先ほどのブログでは、とても魅力的なところを書きましたが、こちらでは、懸念点について書いてみたいと思います。

 

まず、FC互換機なので、実際にカートリッジを刺してみないと動作確認が分からないというのは、今までと同じなので、それほど問題にはしていません。

 

一番の懸念点は、やはり「IPS液晶」になります。

 

液晶の駆動方法には、TN・VA・そしてIPSという3種類があります。

TN方式は、電圧を掛ける事で液晶分子がねじれ、光を遮断したり通過させる事が出来ます。それにより画面の明暗を変えて表示を行うのです。

発光効率が良いし消費電力も少ない、そして生産も安定しているので安価なのがメリットですが、視野角が狭いので、色変化や輝度変化が大きいので、個人ではともかく複数人で見るには不向きなんです。

 

VA方式は、TN方式のねじれていた液晶分子が、垂直になったり水平になったりして、光の量を調整して画面の明暗を作っているのです。

TN方式に比べると、高いコントラストが可能だし、湾曲モニターにも使われる事が多いです。

が、やはり視野角が狭くて色変化が多い点は、TNと同じです。

 

そして、IPS方式の場合は、液晶分子を回転させて、光の量を調整するのです。

液晶分子が垂直方向にはならないので、色変化を少なくしている状態で、視野角を一番広く取れます。

 

しかし、コントラスト比が低い点。

液晶分子を回転させるので、高速応答しにくいのです。

 

私が懸念しているのは、この部分ですね。

まぁ、私個人としては、基本的には外部に出力しながらのプレイがメインになるので、ほぼ問題にはなりませんけども、もしも持ち歩いて遊ぶ場合には、ちょっと気になります。

 

手元に来ないと分かりませんので、これ以上は書きませんけど、そこら辺も、良い感じで仕上がっていれば良いなと思います。

 

ではでは…