ども、名人です。

 

今日の東京の空も、夏らしい空です。

雲も多少ありますけど、暑くなりそうな感じです。

しかし、湿度が少ない様なので、過ごしやすい一日になりそうです。

そして、今朝の私の体温は、36.1度でした。

 

さて、30年前の1991年の今日。

PCエンジン Duoが発売開始となりました。

 

 

Duoは、見た目でも分かる様に、それまでPCエンジン本体と

 

 

CD-ROMをバラバラに発売していたのを1台にまとめた製品になります。

 

 

CD-ROMが発売されるまで、このシステムはパソコンで活用されていました。

しかし、この当時は、パソコンと接続する為のインターフェース込みで、約20万円をオーバーしていたので、それをゲーム機用に安くする事が大命題でした。

また、1989年に消費税が始まるまでは物品税が適用されていたために、それも考慮しなければいけません。

なので、当初は、PCエンジン本体とCD-ROMドライブを別々に販売する事になったのです。

 

 

 

 

 

このカバーで、持ち運びが簡単になりました。

 

ただ、安くなったと行っても、約5万円という価格もあって、しばらくの間はHu-CARDがメインになっていました。

 

しかし、メーカーとしても、製造原価が高い&製造に時間が掛かるHu-CARDよりもCD-ROMの方が使いやすい事から、それを後押しする為にも、一体型でより安価な本体が必要だと言う事もあり、Duoが発売される流れになったのです。

 

これが発売されたり、天外魔境シリーズやイースシリーズの販売もあり、一気にPCエンジンのCD-ROMが広がっていったのだと思います。

 

そもそものきっかけは、消費税導入になるのでしょうか?

それまでの物品税では、商品によって税率が変わっていました。

例えば、普通車は23か25%でしたが、軽自動車は15%となるので、当時は贅沢税だとも揶揄されていたのです。

PCエンジンも、本体よりCD-ROMの方が贅沢品だと言う事で税率が高かったのです。分離しなければ、本体の税率も高くなってしまうので、分けるしか無かったんですね。

 

そういう意味では、消費税がDuoを生んだのかもしれません。

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!