ども、名人です。
今日の東京の空は、どんよりとした雲で覆われています。
予報では、雨予報が出ていますが、今のところは降っていません。しかし、外出するなら、雨具は必須ですね。
そして、今朝の私の体温は、ちょっと微熱の36.3度でした。
さて、昨日ですが、PCエンジン CD-ROMのゲーム
「井上麻美★この星でたったひとりのキミ」をプレイしました。
このゲームは、1992年12月に発売したタイトルです。
この主人公の「井上麻美」ちゃんは、1990年9月に発売された「みつばち学園」というタイトルの中で、グランプリ獲得者なのです。
そもそも、みつばち学園というのは、リアルな女の子が登場する学園アドベンチャーになります。
1989年3月には、青山で製作発表を行いました。
ちなみに、その中の審査員の一人が、秋元康さんでした。
この当時は、スティール撮影した素材を使えば、すぐにゲームが出来ると思っていた時代です。
PCエンジンのCD・ROMを発表する時に合わせ、どんな作品がCDという巨大なメモリーを使うことが出来るかを考えていました。
そして、その中で出て来たのが、アイドルが登場する作品で、第1作目は「No・Ri・Ko小川範子」でした。
シナリオにさえ時間を掛ければ、同様の作品がすぐに出来ると思っていたのです。
が、しかし、実作業となると、話が違って来ました。
まず、この時代には、まだデジタルカメラがありません。
なので、撮影してから、フィルムを現像し、その中から使える写真を選択します。
そして、その写真をスキャナーにかけてから、画像を切り抜き、ゴミを取り除き…などなど。
たった、1枚の画像を作るのに、1名のスタッフが数時間という作業量だったのです。
これが、今の時代であれば、クロマキー画面の前でデジタル撮影をするだけで、ほぼ自動的に切り抜く事が出来ますし、スティールで無くても、4Kの動画から使えるシーンをピックアップすれば良いので、ほぼしなりおに合っていれば大丈夫なのですが、30年も前の時代では、そんな事は無理…
ですので、本来は、89年3月にコンテストを行い、その半年後にグランプリを選出。
そして、90年の春頃には発表出来るという予定が、ずーんと伸びて、92年の12月に発売になったのです。
それでも、ファミコンの発売より10年が経過し、ゲーム機にCD・ROMが登場したからこそのタイトルです。
確かに、技術革新を確認出来るのですから、確認の為にも、忘れてはいけないタイトルなのかもしれません。
では、今日も一日楽しみましょう!