ども、名人です。

 

今日の東京の空は雲で覆われています。

気温は昨日と同じくらいなので、少し肌寒い感じです。

そして、今朝の私の体温は、36.0度でした。

 

身体の不調として、コロナな感じはありませんが、右手中指の関節と同時に左手中指の第2関節が非常に痛くて…

捻挫をした時の様な感じなので、冷湿布をしています。

病院に行きたいのですが、今日はとある収録があるので、来週頭でまだ痛みが残っていたら病院に行って来ようと思います。

 

さて、今日のブログですが、昨日のブログでHuCARD裏面の印刷が初期の物では天地が逆だった理由を書きました。

そもそもこのブログを書いたきっかけであったフランスの方から、引き続きという感じで、次なる質問や、それ以外の件についても書かれていたので、今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

>Eric Rozenblatさん

こんにちは、A71120のシリアル番号のビックリマンワールドゲーム、HUCARDの裏面は正常に印刷されています。 シリアル番号A80125の裏側が逆になっているのはなぜですか?

 

このシリアル番号と言うのは、HuCARD裏面の右上部分に押された製造番号の事になります。

ちなみに、Ericさんのビックリマンワールドのシリアルは「A71120」ですが、私が持っているビックリマンワールドでは、「A71106」でした。

 

この番号は、私が働いていたハドソンのパッケージ部で決めるモノではなく、HuCARDを製造していた三菱樹脂さんが、確認用として記載していたのです。

この番号が、日付なのかどうかは、私には分かりません。

 

ゆえに私のとEricさんのビックリマンワールドは、別なラインか別日に製造されたものだと思います。

 

しかし、裏面の天地が逆な状態が、いつから切り替わったのかについては記憶がありません。

ただ、最初が天地反転だったモノが、左右反転に切り替わったとしても、HuCARDに印刷する転写プリントを、切り替えない限りは、それを使う事も考えられます。

この転写プリントも、何万枚という数量になるので、ある意味勿体ないですからね。(w

といいう事で、この質問に対しての明確な説明が出来ていませんが…。申し訳ありません。

 

それから、次の質問というか、こんな画像が有ったので、これについても書いてみたいと思います。

 

>EricRozenblatさん

これは、カードに穴があり、裏面が上下逆に印刷され、製造日が1987年10月24日で、コンソールの公式リリースの数日前で、1か月弱のKungFUゲームの珍しいサンプルです。ゲームの前に(21/11/87)私は残りのために調査しています..

(Google翻訳)

 

画像はEricさんのを拝借しました。そして、丸印を追記しました。

画像の左下の青丸の部分に、穴が空いています。

 

「THE功夫」は、Vol.1なのに、発売が遅くなった事に関しては、以前にも書いた様に、発売直前になって、プログラムの冒頭に入っていなければいけない「クリア」命令が抜けていたので、それを修正した為に遅くなったのです。

 

つまり、これが発見された時点では、販売出来ない「THE功夫」が製造されていたのです。

修正前のHuCARDは、販売する事が出来ませんが、せっかく作ったHuCARDなので、サンプルとして使う為に修正後と区別する必要から、パンチ穴を開けのです。

 

かつては私のところにも1枚有りましたが、有ってもしょうがないので廃棄処分してしまいました。

今思えば、持っていれば良かったかもしれませんね。

 

 

そもそもこの「Vol.ナンバー」は、発売される順番を元に付けていました。

順番に集めて貰う事で、コレクション性が出ると思ったからです。

しかし、実際の発売とは異なる場合があります。

この番号は、発売日を決める会議の時に、ほぼ大丈夫であろう発売日が決まった段階で、私が振り分けていたのです。

しかし、途中で開発遅延などの諸事情が起きてしまった時に、その発売日が変わってしまう事があります。

当然ながら、その発売日変更と同時にVol.ナンバーを変える事も出来たのですが、その作業で、ミスが起きてしまうヒューマンエラーが起きる場合があります。

ですので、そのミスを無くす為に、

「発売が変わってもVolナンバーは変更しない」という事に決めたのです。

 

私としては、普通な事でも、30年近く経過すれば、不思議に思われる事がたくさんあるんですね。

という事で、何かあれば、分かる限り返信していきたいと思います。

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!