ども、名人です。
今日の東京は、久しぶりのお湿り状態です。
雨というより霧雨のごく弱い状態ですが、路面は濡れているので、それなりの雨です。
この頃は乾燥状態が続いていたので、コロナの為にも喜ばしい天気ですね。
そして、今朝の私の体温は36.0度でした。
さて、先日ハットリくんの事を書いたら、皆さんの中でドラえもんが懐かしいという様なコメントを見かけましたので、今日はドラえもんについて書いてみたいと思います。
「ドラえもん」は、1986年12月に発売されて、確か販売数が120万本ほどだったと思います。
このゲームのシナリオを検討していた時、話題に出たのは、どの物語を参考にするのか?という事でした。
漫画なのかTVアニメなのかと議論を進めるうちに、やはり長編アニメを参考にした方が良いだろうという結果になりました。
そして、これだけの巨大コンテンツに対して、やはりハドソンとしても最大のパワーを掛けるべきだと言うことで、野沢さんをメインに、菊田さんや中本さん、そして奥野さん、板垣さんなどを招集しました。
ゲームを構成するのに、どんなジャンルにするのが良いのかなども話が出た中で、様々な人が遊べる様に、数ジャンルを採用する事にして、それぞれのジャンルを得意分野としているプログラマーがそれに当たったのです。
長編からは
「のび太の宇宙開拓史」
「のび太の大魔境」
「のび太の海底鬼岩城」
を選んだので、開拓史を野沢さん。
大魔境を中本さん、そして海底鬼岩城を菊田さんが担当する事になりました。
ストーリーとしては、タイムマシンに乗っている時にトラブルが発生し、それぞれのモチーフへと飛ばされてしまった仲間達を助ける事を目的としました。
それぞれの物語を順番にクリアしていくのが基本ですが、裏技コマンドで、それぞれのステージから遊ぶ事も出来ました。
私個人としては、ドラえもんという作品なのに、難易度が高すぎたのではないかと思っています。
まぁ、この当時のファミコン全般に言える事ですが、メモリーが足りなかった分、どれだけ長時間遊んで貰えるか?という事が重要だったので、それなりの難易度にしなければいけなかったのです。が、それにしても…という思いは、ずっと持っていましたね。
今の時代なら、難易度を設定する事が出来ますので、割と広い年齢に対応出来ますが、今プレイしてみても、あの頃の子供達がよくこれを遊べたなと思います。
やっぱ、みんな凄いよ。(w
さて、このゲームを出した事で、噂になった事があります。
それは、実は3人のプログラマーは仲が悪いので、別々に作って、最後に1本に纏めたのだという事。
まぁ、本当に、様々な事が噂になりますよね。
ホントに想像力も素晴らしいです。
では、今日も一日楽しみましょう!