ども、名人です。

 

本日2本目のブログです。

ネタ的に、今日でなければいけない話題なので、書かせて頂きます。

 

今日、7月15日は、1983年7月15日にファミコンが発売された事で「ファミコンの日」となっています。

 

ファミコンは、今更説明するまでもない位、皆さんはご存じだと思いますが、14800円で任天堂から発売された家庭用ゲーム機です。

 

この当時は、パソコンも安い機種が発売され始めました。

また、トイパソコンと言う、子供用の「遊べる&パソコンの学習が出来る」という機種も、各メーカーから続々と発売されている時でした。

 

そんな中で、後発組として発売されたのが、ファミコンなのです。

 

他の機能、例えば、キーボードは別売にするなど、徹底的に基本的な部分以外をそぎ落とし、儲けはゲームソフトで行うという方針で、当時のゲーム機としては破格の価格で発売が開始されました。

 

発売した時のゲームは、本体と同時発売が、「ドンキーコング」と「ドンキーコングJr」そして「ポパイ」でした。

その翌月に「麻雀」があ、そして9月には「マリオブラザーズ」が発売となりました。

 

私が聞いているのは、当初は、それぞれのソフトは初回で30万本が出荷されていたという事。

もう、この時点で、売り上げは好調だったのだと思います。

 

また、1980年頃に全国で、出来ていた「インベーダーハウス」、後のゲームセンターですが、この時代は、PTAから小中学生は入場禁止という措置もされていたのです。

つまり、小中学生にとっては、未来の遊びがそこにあるのに遊べないのがビデオゲームだったのです。

 

そんな中で、ファミコンが登場し、ゲームセンターで大人達が楽しそうに遊んでいた「ドンキーコング」や「マリオブラザーズ」が、何度でも遊べるという環境が、後に一大ブームになる事へとつなげていったのだと思います。

 

当時のハドソンも、他のソフトハウスより先に、ファミコンを知り、いち早く参入し、日本で最初のサードパーティになりましたが、ここは、本当にラッキーだったのではないでしょうか?

 

ファミコンの開発が、任天堂さんとシャープさんによる開発だった事。

そぎ落とした、ベーシックとキーボードを後に発売する計画であった事。

そして、シャープさんのパソコン用に、ハドソンがOSを開発&販売していた事から、ファミリーベーシックの開発依頼があった事。

また、ファミコンの画面を見た時に、安いパソコンよりも売れると直感した事。

 

などなど…。

ファミリーベーシックを開発するのはもちろんですが、まだ任天堂さん(ファーストパーティ)以外からゲームが出されていない時代に、ぜひゲームを作りたいと思ったのです。

その事は、それまでのハドソンが、各社から出されているパソコン用にソフトを開発&発売していた事から、ファミコンでもサードパーティになる事は可能であると、割と気楽に考えていたからなのかもしれません。

 

そして、85年の「ロードランナー」や「スーパーマリオ」でミリオンセラーを連発していき、大ブームへとつながっていったのです。

 

発売されてから、すでに37年が経過していますが、まだまだゲームの原点としての思いは消える事はありませんね。