ども、名人です。

 

今日の東京は快晴です。

昨日同様に、気持ちの良い一日になりそうですね。

 

さて、今朝起きてから、Twitterを見ていたら、Eric Rozenblatさんが、テレフォンPCランドのテレフォンカードの画像をアップしていました。

 

 

このテレカを作ったのは、もう少し新しいかと思ったのですが、著作権を見てみると、1990年になっていますので、PCエンジンが発売されて3年。新たなゲーム機としてスーパーファミコンが発売された年のモノですね。

 

このイラストの左側の「みやけのぶあき」は、当時の宣伝部に所属していたハドソンの社員です。

 

そして、右側の「やらゆうさく」さんは、漢字で書くと屋良有作さんで、皆さんご存じの声優さんです。

1990年だと、ちびまる子ちゃんのお父さんでした。

またこの他には、シュワルツェネッガーさんの吹き替えでも有名ですね。

 

1989年の天外魔境であくろう王役やイースI・IIでのダレス役をお願いしてから、ハドソンのTVCMにも登場してもらい、その流れで、当時のテレフォンサービスのひとつであった「テレフォンPCランド」のメインMCをお願いしていました。

 

当時はネットがまだまだ有りません。

有ったとしても、掲示板という、みんなが書き込んでいくボードに書くか、チャットをする程度でした。

TVでは、私がやっていた「高橋名人の面白ランド」や「大竹まことのただいま!PCランド」などをやっていましたが、もっと手軽にハドソンの告知をしたいという事で、電話で聞く事が出来る番組を作ったのです。

 

それが「テレフォンPCランド」でした。

 

2週間か月に1度の更新が出来るし、1度の収録で、1タイトルの告知に専念する事が出来る。また、子供が、自分の空き時間に聞く事が出来るという事で、当時としても、画期的なサービスだったと思います。

 

が、この番組は、ほぼ三宅さんが台本を書き、収録&編集をしていたので、内容がこんな感じですというチェックをほぼしていませんでした。(汗

 

まぁ、余りにも酷い間違いは起きないだろうし、もし問題になる様な内容であっても、2週間程度しか流れないので…

という、今振り返れば、かなりアバウトな感じだったからです。

 

この電話サービスの他に始めたのが、月刊タイプのHuMOREネットワーク(ユーモアネットワーク)です。

これはまた後日に紹介します。

 

その後は、1997年に、ハドソンのドメインを取得して、公式サイトを公開しました。当時は「モザイク」という画像とテキストを表示させる事が出来るブラウザでしたが、1ページのデータサイズを48KByte以下にするなどしても、通信速度の関係で、表示されるのに時間が掛かってしまうので、本格的な告知には使えませんでした。

 

なんせ、東京と札幌の間で専用線を接続していたのですが、1MBの画像データを送るのに、数時間掛かっていた時代ですから、それを振り返ると、たった20年で、今年は5Gになるのですから、技術というか通信の進化も凄いです。

 

ところで、私も昔は、このテレカを持っていたはずなんですが…。

ちょっと探してみようと思います。

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!