ども、名人です。
今日の東京の空も雲で覆われています。
昨晩なんかは、エアコンを使わなくても、窓を開けているだけでも良い感じの気温でした。
が、予報によると、今週中くらいから、また30度越の気温になるそうです。
秋に向かっているとはいえ、まだまだ残暑厳しそうです。
さて、今日引いたゲームは、1992年12月に発売された
桃太郎伝説外伝第1集 です。
このゲームは、前年にゲームボーイ。そして翌年にはファミコン版も発売されたゲームです。
大元になっているのは、もちろんファミコンの桃太郎伝説なのですが、主人公の桃太郎ではなく、その周辺で活躍していた、貧乏神、夜叉姫、浦島太郎を主人公にした短編RPGゲームなのです。
その3編は、
「貧乏神伝説」
「夜叉姫伝説」
「浦島伝説」
なぜ、このゲームを出す事になったかと言うと、当時のディレクターが語っていたのは、
「この頃は、超大作RPGが多くなってきているけど、ゲームボーイが発売になって、手軽に遊べるRPGも求められているから」
というものでした。
当時のRPGは、30〜50時間というクリア時間の中で、この外伝のそれぞれの物語は、8〜10時間ほどでクリア出来、気楽に遊べるRPGになったのです。
この中でも特に異色なのは、「貧乏神伝説」でしょうか?
物語の中で、桃太郎も登場しますが、やってくれるのは応援だけなので、この物語の間は、貧乏神一人で戦わなければいけません。
そして、その戦い方は貧乏神らしく、「敵の所持金を盗む」ことのみなのです。
もちろん、そこで得たお金は自分のものになりますが、そこはRPGなので、出費も多いのです。
まぁ、そこは通常のRPGでも、武器や防具を買いそろえる事で、お金に困る旅を続けるわけですから、普通なんですが、よく考えたら、貧乏神なのにお金を欲するというのは、なんだかなぁ〜と思います。
さて、このゲームのタイトルには「第1集」と付いているわけですから、当然の様に「第2集」の計画もありました。
しかし、それは、この第1集が売れた場合という事だったので…
第2集が出なかった訳ですから、そこは、そういう事だと思って頂ければと思います。
しかし、今振り返っても、それぞれのキャラの特徴がよく出ているので、非常に面白いゲームです。
今となれば、金太郎や閻魔大王の物語も遊んでみたかったです。
では、今日も一日楽しみましょう!