ども、名人です。
今日の東京の空も、青空が広がっています。
また今日も暑くなりそうですね。
さて、今日引いたゲームは、1990年12月に発売した
ボンバーマン です。
まさか、このボンバーマンが、対戦バトルゲームとして、あそこまで認知されるとは、初期の段階では思ってもいませんでしたが、サンプル版が届いた直後からは、社内での5人バトルが通常の出来事になりました。
3人以上集まればすぐに開始されたり、お昼ご飯のおかずを一品掛けてのバトルをしたりと、なんらかの理由を付けて対戦が始まったりと、ある意味では、異様な雰囲気ではありました。
そして宣伝部のマニュアルチームとして、誰にこのパッケージを担当して貰うかを考えたのですが、私個人としては、マニュアル製作出来るメンバーを1人でも増やしたかったので、ゲーム大会のステージはもちろん、テレフォンサービスなどにも何度か登場していた三宅さんを指名したのです。
まぁ、私的に取り込もうとしたんですね。
三宅君も頑張って作ったのですが、先に書いたほどに社内で爆発的なブームになっていたボンバーマンですので、皆が思っているパッケージと違った様でして、社内的には酷評を受けてしまいました。
そのパッケージは下になります。
で、酷評で一番酷かったのは、「豚の鼻」でした。
私はシンプルで良いと思うんですけどねぇ。
営業チームからは、もっと対戦をアピールした方が良いのではないか?とか、たくさんありました。
なので、当然、三宅君のやる気も下がってしまったので、マニュアルチームに引き込む事は失敗してしまいました。
まぁ、映像チームでプロモーションビデオなどの制作をしていたので、もちマニュアルチームに来たとしても、仕事の割り振りは、あまり出来なかったんですけどね。
さて、このボンバーマンは、1985年のファミコン版が発売になってから5年経過しています。
ファミコンのボンバーマンの人気もあったので、当然の様にその次回作というのも期待していたのですが、元々がステージクリアをしていくゲームがメインだったので、良いアイデアが浮かばなかったのでしょう。
そこに「対戦をさせる」というキーワードが生まれた事で、見事に生まれ変わったのだと思います。
そこから基本的なバトルに関しては変わりませんが、登場するアイテムやゲーム大会をスムーズに開催する為に生まれたプレッシャーブロックなど、現場の意見を取り入れながら、成長していったゲームだと、私は思います。
今度のPCエンジンミニには、残念ながら「ボンバーマン」は入っていませんが、その進化形の93や94は入っているので、思いっきり楽しめると思います。
では、今日も一日楽しみましょう!