ども、名人です。
まず、今日は、土曜日のサイン会のスケジュール変更のお知らせをさせて頂きます。
先週の告知にて、西部池袋本店にて、13日土曜日の11時からサイン会を予定していましたが、諸般&大人の事情により、15時半からとさせて頂きます。
すでに予定を入れていられた方には、大変申しわけございませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。
なお、サイン会の詳しい内容及び参加方法に関しては、THUNDERBOXさんのTwitterをご覧ください。
さて、今日引いたゲームは、1990年3月に発売された
倉庫番WORLD です。
倉庫番と言えば、1983年に登場以来、数多くのゲーム機やパソコンなどに移植されているので、皆さんも一度は遊んだ事があるのではないでしょうか?
倉庫に散らばっている荷物を、指定場所に移動するという、いわばパズルゲームなのですが、ルールとしては、
「荷物は押すことしか出来ない」
「一度にひとつの荷物しか押せない」
というものです。
荷物を角に押してしまった場合、その荷物を引くことが出来ないので、それで詰んでしまったりします。
シンプルなルールでありながら、奥が深い部分があり、遊び始めると、なかなか止められなくなってしまいます。
私の記憶としては、82年に当時の副社長から、「こんなゲームが出るのだけど、荷物を押すというアルゴリズムを使っていいかという確認があったが、了承しておいた」という事を聞いた事があります。
そのアルゴリズムの元になったのは、当時のパソコン用ゲームとして販売していた「アルデバラン」というゲームです。
このゲームのストーリーとしては、
宇宙船で火災が起きてしまったので、搭乗員を救助しなければいけない、そこであなたはロボットを使って搭乗員を助け出してください。
ただし、ロボットは一度に1人だけで、さらに押す事しか出来ません
というものでした。
まぁ、この当時のパソコン用ゲームは、素敵なアイデアは皆で共用しちゃおうという時代でした。
75年にテレビテニスが出た直後は、どのメーカーでも、テニスゲームが登場しましたし、78年にスペースインベーダーが登場した時にも、インベーダーゲームもどきが多数出て来た時代です。
まぁ、ハドソンも、様々なアイデアを頂いていたのですから、そういう意味でも、「アルデバラン」が「倉庫番」という素晴らしいゲームになったのは良かったなと思います。
では、今日も一日楽しみましょう!