ども、名人です。

 

今日の東京は、昨晩からの雨が続いています。

気温も少し低めの21度くらいです。

私は大丈夫ですが、Tシャツ1枚だと寒いかもです。

 

 

さて、今日引いたゲームは

 

R・TYPE II です。

 

 

普通で考えれば、シリーズの2作目かなと思われるでしょうし、実際に1987年に「R・TYPE」をリリースしたアイレムさんからも「R・TYPE II」が出ているのですが、このPCエンジンの「R・TYPE II」は、87年に稼働開始した「R・TYPE」を2つに分けた後半になります。

 

では、なぜ、ひとつのタイトルを2作に分ける必要があったのかと言うと、これは、以前にも書いているので、皆さんもご存じだと思いますが、1987年に発売されたPCエンジンで採用されているHuカードは、2Mbitというメモリーの容量でした。

 

そして、アーケードで稼働している「R・TYPE」の最大の特徴は、巨大な敵キャラになります。

当然ですが、その敵キャラを再現するためには、かなりのメモリーが必要でした。

 

開発から提示されたのは、敵キャラを再現するには、2枚に分けなければ無理。というものだったのです。

 

敵キャラを小さくして出すか?

それとも、

2枚のHuカードで、オリジナルに忠実にして出すか?

 

宣伝としては、2枚に分けるべき。

営業としては、2枚だと売れない。

 

ほぼ1ヶ月もの間、どうするのかを話し合いを行った結果、オリジナルに忠実にしようという事になりました。

 

確かに、2枚に分ける事で、ユーザーの負担も大きくなりましたが、しかし、アーケードの移植度が凄い!

という、PCエンジンの優秀さを出せた作品になったと思います。

 

そして、これは、2作に分けた結果なんですが、R・TYPE自体が、かなり難しいゲームでもあったので、2作に分ける事で、いつでもステージ5からフルパワーでゲームを始める事が出来るのですから、練習はし易くなりましたね。

 

R・TYPEは歴史に残るべき、素晴らしいコンテンツだと思いますが、その中の記憶のひとつに、PCエンジン版も加わっていけるとしたら、当時のPCエンジンに携わっていたスタッフの1人としても誇りに思います。

 

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!