ども、名人です。
今日の東京の空は、雲で覆われています。
いつ急変しても可笑しくない天候らしいので、雨具の準備をして外出した方が良さそうです。
さて、今日引いたHuカードは、1988年1月に発売された
「邪聖剣ネクロマンサー」です。
このゲームは、PCエンジン初のロールプレイングとして発売されました。
主人公と同行者2名の3人体制で冒険をしていくのです。
このゲームが出る前の86年87年は、いわばRPGゲームが、皆さんに認識された時代と言っても過言ではありません。
それ故に、PCエンジンのロンチに近い時期に、RPGゲームは必要だろうという事で、作った作品なのです。
当時のゲーム機では、最高の発色数だったPCエンジンのグラフィックを最大活用するために、グロテスクなデザインを多用した敵を登場させ、さらには、戦闘シーンで倒すと、敵キャラが血を吹き出すなどの演出を加えていました。
実は、この血しぶきは、当初1秒程度の長さがあったのですが、クリアまでの長時間を遊んでいると、1秒では飽きてくる事から、多少短めの時間に設定しています。
仲間には、
攻撃魔法のライム
疾風のマイスト
女魔法戦士のロミナ
白魔法のカオス
力業のバロンがいます。
私はデバッグで、全ての組み合わせでプレイしましたが、一番大変だったのは、バロンとカオスだったと思います。
それぞれのキャラは、成長していく後半には、それぞれの力を発揮するのですが、そこにいたるまでが大変で…、気長にレベルアップしながらプレイしていきました。
しかし、そんな事とは別にしても、何度遊んでも面白かったです。
パッケージは、エイリアンのデザインで有名な、H・R・ギーガー氏のイラストを採用していました。
さすがに、当時はギーガー氏が忙しい事や、ハドソンもそんなにお金を使えなかったので、それまでに発表されていた作品の使用許諾を得て採用したのです。
とここまでは、素晴らしい作品なのですが、ただ一つの欠点と言えば、パスワードでしょうか?
Huカードに、セーブ機能が付いていなかった事もあり(開発当時は、まだセーブ出来るゲーム無い時代です。セーブ出来る様になったドラクエ3も、ネクロマンサーの後に発売されています。)
ネクロマンサーは、仲間もいるし、パラメーターも多いことから、非常に長いパスワードになってしまいました。
アルファベットの他にカタカナも使用する事で、それでも短くはなったのですが、かなり苦労した事は覚えています。
ただ、私はまだラッキーだったのは、会社にビデオプリンターが有った事ですね。
パスワードを手書きするのではなく、画面プリントする事で、記憶しておいたのです。
しかし、当時のビデオの解像度です。
いかにプリンターでも、読みづらかった為に、最後は電源を切らないでプレイしていて、パスワードは電源が切れた時の為の予備としてと、取材で使用する為に使っていました。
今は、セーブも出来るので、時々遊びたくなる一本ですが、ぜひ時間を作って、一気に遊んでみたいものです。
では、今日も一日楽しみましょう!