どもです。

 

今、ブログに付いたコメントを読んでいたのですが、昨日のブログ「指紋認証の鍵」に大我さんから

 

「新品ならまだしも、他人のヘルメットを盗む輩がいるのですか!?
盗んでどうするのでしょう?」

 

と言うのがありました。

普通ならば、そうだろうなというコメントなのですが、私としては嫌な思い出が蘇りましたので、ちょっとそれを書かせて頂きます。

 

今から15年ほど前の事でした。

ST1300(パンヨーロピアン)というバイクで、主に長距離ツーリングを楽しんでいる時でした。

 

 

とあるPAで休憩中の時です。

シートにヘルメットを置いて、トイレ休憩をして戻ってみると、置いてあったはずのヘルメットが無くなっていました。

 

周囲を探したり、問い合わせをしてみたところで、出てくる事はありませんでした。

 

しかし、ヘルメットが無ければ、運転する事が出来ませんので、タクシーを呼び、近くのヘルメットを売っていそうな店までを往復して貰って、やっとバイクを運転する事が出来たのです。

この時掛かったのは、ヘルメット代とタクシー代、そしてタクシーの高速代で10万円ほど掛かってしまったと思います。

 

この時は、シングルだったので、ヘルメットは一つだけでしたが、もしもタンデマーが一緒で、ヘルメットが2個とも盗まれていたとしたら、ヘルメットだけで10万円以上が飛んでいく事になります。

 

まぁ、お金で済むのであれば、ケガなどが無かった事と、ヘルメットを落としてしまった時の買い換えを考えれば良いのですが、気分が良いわけがありません。

 

それにしても、真夏の汗だらだらかいている時のヘルメットです。

自分の汗なら我慢出来るけども、人の汗で濡れているヘルメットを使う奴がいるのだろうかと思いましたが、盗まれたのは事実なのです。

 

その時から、ジャケットなども盗まれる事は有りませんし、ヘルメットは、鍵付きで盗まれないようにしているので問題は発生していませんが、しかし、念には念を入れるようになったのです。

 

そんな事で、今回の鍵とワイヤーは重宝出来るのではないかなと思っています。

 

日本は、財布を落としても戻って来る、安心な国だと言われていますが、しかし100%ではありません。

いつ何が起きるか分からないのですから、皆さんも盗難などには気をつけてください。

 

 

 

PS.

「たまたま盗まれただけ」なのかもしれませんが、そのたまたまで、10万円近い出費ってのは嫌ですよね。

2時間以上が経過していたにも関わらず戻って来なかったし…。

なので、やっぱり防犯には勤めた方が良いと思います。