ども、名人です。

 

今日の東京の空も雲で覆われています。が、雨は降らなさそうな感じです。

 

 

さて、昨日は、後輩が出ている劇団時間制作の舞台

「こっちとそっち」を観に行って来ました。

 

 

共通で出ているチームにプラスして、AチームとBチームが演じているのですが、Aチームには、バクステの堀内華央理さん。

そしてBチームには、アミュレートの桑原苑美さんが出演しています。

最初は、桑原さんから声掛けて貰ったので、Bチームを観るだけの予定だったのですが、堀内さんも出ているという事で、昨日は2チームとも観劇しました。

 

最初の舞台は、同じアミュレートの小島英樹さんと一緒でしたが、見終わった後で預かりの山下琴美さんもいたことが分かり、次までの約3時間をどうして時間を潰すか?考えたところ、みんなと食事をしに行きました。

次を観るのは、私だけだったんですが、食事中に3人で観る事になりました。

 

 

さて、今回の舞台の主題は「絆」と「差別」になると思います。

メインステージは、地域差別を受けている「谷々皆(ややみな)地区」のアパート。

「大家の家族」、「漫画家志望とアシスタント」、「国籍の違う仲の良い男達」、そして「駆け落ちカップル」が、それぞれの部屋に住んでいる中で、それぞれのストーリーが進んでいきます。

 

ここまで書いているだけで、皆さんにも、重そうな舞台だなという感じになると思いますが、その通り重いです。

そして、それぞれの演者さんが、その役回りを演じる中で、心の葛藤が出るので、どうしても叫ぶようなシーンが多くなっていきます。

 

地域差別というのは、私の様な道産子には、あまり分からないテーマではありますけども、それをより細分化していくと、いじめ問題や、それにともなう仲間はずれになっていくのかなと思いながら観ていました。

舞台の中に、大家さんの長男の高校生が絡む場面があるのですが、そこに手を差し伸べようとする女子校生と、それを阻もうとする母親。

この母親は、自分から差別されていると思い込んでいて、その殻を破ろうとしていないのですが、しかし、それも長年差別されているとそうなるのかなという感じで受け止めていました。

 

今の日本には、海外の方も多くなってきて、昔に比べるとそういう意味の人種差別はなくなって来ていると思いますが、細かくみると、あらゆるところで自分を守ろうとしている事に気が付きます。

結局差別も、自分が大事という事なんでしょう。

そんな事を気づかせてくれる舞台でした。

 

また、今回、ABチームを観た事で、同じセリフであっても、演者で変わるんだなと実感しました。

今までは、片方のチームを観るだけでしたが、今後も時間が出来たら、両方を観てみようと思います。

 

今日明日の二日しかありませんが、興味の出た方は、足を運んでみてはいかがでしょう?

 

こっちとそっち

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!