ども、名人です。

 

今日の東京は、晴れ間が広がっています。

気持ちの良さそうな一日になりそうですよ。

私は、昨日のお昼過ぎに、今日が休日だと知りまして…

こういう仕事をしていると、曜日に疎くなると言う感じで困ってしまいます(w

 

 

さて、先日の質問で、ハドソンはファミコンのディスクシステムのゲームに参入してましたっけ?

というのがありました。

 

もう回答が書かれていましたが、ハドソンがディスク専用のゲームを作った事はありません。

ただ、書き換え用のゲームを提出しただけですね。

 

元々、ディスクシステムは、ちょっとしたゲームを提供していき、気軽に遊んでもらおうというのが開発の意図だったのです。

が、最初に任天堂さんが出したゲームがあれでしたからね(w

ハードの開発者とソフトの開発者の意図が真逆だった事で、可能性は広がりましたが、ROMカセットに比べると、価格の部分で、ソフトハウス的には手を出しずらかった事もあります。

特に、ハドソンは、その頃には、PCエンジンの開発などが進んでいましたので、そちらの方のツール作成もありましたので、優先順が低かったという事です。

 

 

さて、今日は、PCエンジンのCD-ROMで出した「イースI・II」の事を書きたいと思います。

 

イースは、89年12月に発売されました。

 

 

ファルコムさんから販売されていた、IとIIをつなぎ合わせて出した作品になります。

元々、シナリオが繋がっていましたからね。CD-ROMの記憶容量もたっぷりあったので、PC版には無かったつなぎの部分などを追加で製作しています。

また音楽もデジタルサウンドで製作し、CDならではの音源として再生。イースの作品の世界をオープニングから盛り上げてくれました。

 

元々PCエンジンは、アーケードゲームの移植には定評がありました。

アーケードゲームは、メモリーも(ある程度)自由に使えるし、そのゲームならではのハード構成も出来たりします。

しかし、ゲーム機は、使えるメモリーの量や出来る事も限られているのです。が、それの元がパソコンであったなら…

それは、非常にゲーム機への移植がやりやすいはずです。

逆にパソコンでは、外部メモリーとして(当時は)フロッピーディスクがありましたが、それだと音楽ゲータは本当のデータでしかありません。しかし、PCエンジンのCD-ROMではCD音源が使える分だけ、パソコンよりも有利なのです。

後は、プログラマーさんの腕次第って事になりますね。

 

とにかく、この作品は、PCエンジンCD-ROMの可能性を、格段にステップアップしてくれ、将来のゲームがよりエンターテイメントになるんだなという事を予感させてくれたゲームだと思います。

 

そして、それを確認させてくれたのが、89年の夏のキャラバンの時でした。ちなみにその年のキャラバンはガンヘッドでした。新作紹介のその時、このオープニングを流した瞬間の皆さんの驚きと、未来のゲームの姿を感じていたであろう顔は、今でも忘れられません。

 

このゲーム、後にVCやPS3などでも遊べるのですが、私個人としては、PCエンジンで遊んで貰いたいなと思うところです。

難しいですけど…。

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!