ども、名人です。

 

ども、名人です。

 

今日の東京の空も雲で覆われています。

気温は高くなりそうですが、雨は大丈夫かな?

 

今朝、iTunesのアップデートをしたら、思ったより時間が掛かってしまいまして、数十分ほど何も出来ませんでした。

システムでもアプリでも、アップデートは朝やるものではありませんね。

 

 

さて、今日はプレイステーションの話しをしようと思います。

というのは、本棚の上から出てきたからです。(w

 

 

我が家には、この他にも色違いの、いわゆる開発バージョンも存在しています。

 

 

何が違うかというと、開発途中のゲームが遊べるかどうかになります。

販売されたゲームディスクには、通常だとピックアップが移動しない場所にプロテクト信号が入っていて、それを検知出来ないとゲームが起動しないのです。

これをする事で、ディスクのコピーで複製を作ったとしても、ゲームを起動させる事が出来ないので、コピー防止になるんですね。

 

開発はPCで行いますが、実際に本体で動作させて確認やデバッグを行うので、その為の専用機というのが開発マシンなのです。

 

蓋をオープンしてみると、違いがあります。

 

 

レンズの位置が100度以上ずれていますが、どうしてかというと…

 

 

開発機には、コンポジット信号の出力が付いているからなのです。

これにより、基板のサイズが違ったためと、さらにそれによって電源部も搭載する事が出来なくなったために、ACケーブルを直接なのかACアダプターを経由するのかも違っています。

94年当時は、まだHDMIがありませんので、RGBかS端子かビデオかになるのですが、CGに特化していたとは言え、画像が粗くても、モニターの性能も現在のと比べると天と地ほどの差があるので、充分に綺麗な画面でした。

 

 

さて、ハドソンはというと、初めてプレステにゲームを出したのが3年後の97年からになります。

 

最初が、対戦格闘の「ブラッディロア」そして年末に「桃太郎電鉄7」の2本でした。

 

なぜなら、この当時はセガさんのゲーム機に尽力していたからです。経営側が、セガさんとソニーさんの選択で、それまでに経験のあるセガさんの方が成功するだろうと読んだからなのです。

結果的には、失敗になってしまいましたが…。

 

まぁ、それはおいといて、最初に参入する時は、結構大変だった記憶があります。

というのは、企画書を提出する時に、プレステならの特徴を出さなければいけないからなんです。

ブラッディはいいとしても、桃鉄は基本的に双六ゲームなので、プレステの特徴を出すと言っても、困ってしまいます。

 

という事で、それまでの俯瞰に加えて、CGを多様する事になりました。

また、シリーズナンバーはバラバラで、ファミコン版が1作。

PCエンジンでスーパー桃鉄になってから、1〜3まで。

その後、DXやHAPPYが登場した後、全ての桃鉄で7作目という事で、桃鉄7になりました。

ただ、この関係で言うと、次がGBの「Jr」で、その後にPSで「V」が登場した後に「X」が出たので、シリーズナンバーの「9」は無い事になります。

並べてみると、あれ?と思うナンバリングなんですが、この頃は、シリーズナンバーという事を考えていなかったんでしょうね。

 

 

ちなみに、このPSの開発バージョンですが、どうやって手に入れたかは覚えてません。

誰かから買った記憶もあるんですが…

まぁ、記憶が戻ったとしても、一般には出回らない機材なので、ヒミツにしておこうと思います。

 

 

 

 

では、今日も一日楽しみましょう!

 

 

昨日、書籍が発売になりました。

みなさんよろしくお願いします。

 

 

「高橋名人のゲーム35年史」出版記念イベント

【出演】 高橋名人、他

日程 2018年7月25日

OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥2000/当日¥2500(共に飲食別)※要1オーダー500円以上

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