ども、名人です。

 

今日の東京の空は、薄曇りが広がっています。
最高気温も、20度近くまで上がるらしいので、桜も一気に咲き始めるかもしれませんね。
という事は、今週末が見頃になるのでしょうか?
今から楽しみです。

 

 

さて、昨晩の16TVでは、コロコロアニキのページ毎に、思い出などを振り返りながら話をしていました。


中でも、漫画作家の皆さんのトリビュートコミックに対して、あの話は本当なのか?という質問もあったので、それに回答する形で話が出来たかなと思います。
ただ、井上和郎先生や小田扉先生、そしてうめ先生の様に、私との接点のない思い出もありますので、そうなってしまうと、その当時の子供達はそうだったのでしょうね。という話しか出来ませんでしたけどね。

 

という事で、今日明日は、その中の幾つかの思い出を書いてみたいと思います。

順番は最初から行きますね。


まずはあさいもとゆき先生の場合ですが、あさい先生は、1985年春くらいから描かれた「ファミコンロッキー」が有名ですね。

漫画の世界だけに登場する技と、発達した小学生が人気でした。(w


私としては、その中でも「バンゲリング・ベイ」の対戦の時に登場する、バンゲリング帝王の顔というのが、一番思い出があります。

 

その技は、どこかのポイントで上下左右のコントローラーを連打すると、ヘリコプターが猛回転を始め、それによって出来た渦が、バンゲリング帝王の顔を出現させるというものです。

実際のゲームには、そんなのは無いので、最初のこのコンテを編集者さんから見せられた時に、どうしようと思いましたが、まぁ、マンガだしなという事で了承したのです。

ウソテクと同じですね。


ただし、この反応が多かったのには驚きましたが、私はそんな問いかけに反して、「子供達も喜んでいるなと」解釈してしまい、その後のスターフォースやチャレンジャーにも登場したウソテクにつながっていくのでした。

 

さて、そんなあさい先生のトリビュートコミックは、ゲーム大会の時のサイン会の思い出です。
私も、ゲーム大会終了後には、サイン会が必ずありました。
それはぶっちゃけ言うと、後片付けの時に、子供達が周りにいると、何か事故があったりするのが怖かったので、サイン会を開く事で、子供を集めておく事が出来るからなのです。


まぁ、私の場合は、会話しながらサインを書いて、最後に握手すれば終わりなので、1人に対してそんなに時間はかかりません。

ところが、あさい先生は、主人公の顔を描いてからサインをするわけです。
なので、どうしても時間がかかってしまうんですよね。
それに主人公だけではなく、あのトリビュートコミックによれば、私の顔を描いてというリクエストもあった様ですので、どんなに早く描いても、1枚に3~5分はかかってしまいます。
ゲーム大会の時ですので、ステージに関係なくサインを書いていればいいのでしょうけども、それにしても書く枚数は多かったはずなので、大変だろうなという感じで、ステージから見ていたのを覚えています。

 

最後に「ラーメン食べに行かない?」と言ったかどうかは覚えていませんが、打ち上げに行った事は覚えています。

 

昨年、脳梗塞に倒れてリハビリをしていると聞いてましたが、今回のコミックを描いていただいた事で、復活されてきているなと、とても喜んでいます。
奥様共々、今後の活躍を期待しています。

 

 

次の穴久保幸作先生とは、コミックに描かれているように、コロコロファミラジキャンプでご一緒させていただきました。

 

ファミラジキャンプというのは、86年くらいから開催し始めた、宿泊イベントになります。
場所は御巣鷹山や河口湖など様々な場所に行きましたが、もちろんコミックで描かれている八ヶ岳にも数回行っています。


このファミラジキャンプは、その名称の通りに、ファミコンとラジコンをメインに遊ぶというキャンプです。当然ですが、ファミコンは私が、そしてラジコンは、タミヤの前ちゃんが担当し、その他の遊びには、各メーカーさんからお手伝いをしてもらっていました。


キャンプは、二泊三日で開催されました。
初日は、キャンプ地まで移動と、それから一緒になるみんなと仲良くなるためのイベントにキャンプファイヤーがありました。
そして二日目は、プールにファミコン、そしてラジコンなどで遊び尽くすのです。

そんな感じでファミラジキャンプは進んでいくのでした。

 

当然昼間の対象は、すべて子供になるのですが、みんなが寝始めた後から、大人の時間が始まるのです。


スタッフさんやコロコロの編集者さんに漫画家さん達が、一つの部屋に集まって、翌日のことなんか考えないで話に没頭していったと思います。

 

ちなみに、あのコミックにある様な、つまみにエロ本が出てきたかどうかは記憶にありません…(w

 

そうそう、私が飼っていた猫のクルミは、94年に八ヶ岳で開催されたファミラジキャンプで拾ってきたんですよ。

という事で、こちらも懐かしい思い出話しでした。


たった二人分なのに、こんな文字数になってしまいました。
さすがに、明日までには終わらないので、しばらく続くと思います。
お楽しみに。

 


では、今日も一日楽しみましょう!