ども、名人です。

今朝は釧路で迎えました。
天気は曇りで、気温は15度くらいでしょうか?
今回のツーリングでは、十和田湖で土砂降りに合っているだけで、まだ雨に降られていないのが幸いです。
が、ニュースを見ていると、各地でひどい事になっている様ですね。
私も、帰りのフェリーに台風の影響が出るのかどうか?
また、土曜日に、苫小牧まで行く間の風はどうなんだろう?
と、そんな感じで不安を感じていますが、まずは、今日の移動に気をつけたいと思います。


さて、昨日は北見を出発しました。





出発した時は、全天曇り空で、先行きを少し不安になりました。
が、結果昨日は雨に降られる事はありませんでした。

昨日の最大のポイントは知床半島ですので、そこでたっぷりと時間を使う予定でした。

まず、そこに向かう道ですが、334号の終わり付近で、まさに天に昇る様な景色を見る事ができます。



道としては、走っている道と登り坂は違うのですが、そのまま飛んでいける様に思えますね。
そして、この334号線も街中を20Kmくらいの直線が続くのです。
アップダウンがあるので、全体を見る事は出来ませんし、信号もあるのですが、本当にまっすぐなんです。

そのすぐ後に、オホーツク海が現れます。
オホーツク海を左手に334号、知床国道を進んで、まずはオシンコシンの滝を目指しました。





例年よりも、水量が多い様に思いました。
水しぶきが心地よくて、もっと長い間たたずんでいたかったです。

ちなみに、オシンコシン付近の駐車場で工事をしていたんですが、そこにキティちゃんがいました。



本当、いろんなところとコラボしていますね。


オシンコシンの次は、知床五湖を目指しました。
今回のメインなんで、雨が降っても行く予定だったのです。

途中に見える島が、亀に見えました。



そして、奥へと走っていくと、こんな看板が



そう、知床は、ヒグマの生息地なんですよね。
今年の6月には、自転車に乗っていた人がヒグマに追われるという案件が有ったとか…
ヒグマを見たい反面、出会いたくは無いとも思います。

途中で牡鹿がいました。



バイクを止める事が出来ませんので、少しボケていますが、この時期の牡鹿には注意が必要なのです。
この10m先に車を止めて、歩きよっている大学生くらいの二人がいましたが、何もなければいいなと思いました。

そして、さらに先に進んでいきます。



そして知床五湖に到着です。
施設の全体写真を撮影するのを忘れていました…(汗



歩くコースは3つあって、無料の高架木道が、往復1.6Kmで約40分。
そして、レクチャーを受けてから入る小ループ、1.6Kmで約40分と、大ループ、3Km約90分です。

今回のツーリングでは、さすがに90分も使え無いので、小ループを歩く事にしました。
が、来年は知床をメインにして、ぜひ大ループを歩いてみたいと思います。

まずは、レクチャーを受けます。
このレクチャーでは、ヒグマに出会ってしまった時の対処法を学びます。

というのは、無料の高架木道は、下記の写真の様に



ヒグマの届かない高さであり、さらには電線もついているので、安全対策がされているのですが、レクチャーを受けるルートには、安全対策がされていません。
今年にも、何度か目撃情報があるので、ヒグマに出会ってしまった時の対処が非常に重要なんです。
つい3日前にも目撃情報があった様なのですが、先ほどの看板の様に、この場所はヒグマの生息地なんだなと、実感させられます。

そして、ループに入る前に食べ物や砂糖などが入っている飲料を全て預けます。



砂糖の匂いに惹きつけられてくる事があるからだそうですが、そう言えば、クマって蜂蜜が好きだというイメージがありますね。

という事で、ループの入り口。



そして、ちょっと行くと、小ループと大ループの分岐点になります。



ここからは、自然の真っ只中、周囲に気を使いながら進んでいきます。



まるで獣道を歩いている様で、小学生の頃を思い出します。



岩の上に木が生えている様に見えたり…

自然ってすごいです。


そして、二湖へ




もっと晴れていれば、湖の色が違う様ですが、それでも綺麗に見えました。

そして、そのまま歩き続け、高架木道に入ります。










本当、自然の雄大さを感じます。

また、絶対来ようと、そして来た時には、数時間は過ごそうと思います。

そして、帰る道。
目の前で、キタキツネが芝生に飛び込んでいくのが見えたので、バイクの速度を下げて見ていると、エサであるネズミを捕まえたところでした。
(食事中の方、すみません)



キツネの口元に転がっているのが、ネズミです。
実際に捕獲しているところを見たのは初めてですが、本当に簡単に捕獲するんですね。

その後にも何匹かのキツネを目撃しましたが、エサを欲しそうにこちらを見ている個体もいました。





しかし、絶対にエサをやってはいけません。
エサをもらう事に慣れてしまうと、車道に飛び出してしまう事で、悲惨な結果につながってしまうからです。
どの地方でも同じ事ですが、野生の動物に面白半分でエサを与える事は、本当に止めましょう。

そして知床横断道路を走り、羅臼側を目指します。




そして知床峠



知床峠の駐車場は、どちらに向かうかで看板が違っていたりします。





停まっていると、どんどんガスが出てきてしまいました。
ただ、今まで走っている時は、ずっとガスがかかっている状態だったので、今回は綺麗な景色を見る事が出来ました。





ちなみにこの知床横断道路は、ウトロ側は穏やかなカーブですが、羅臼側は急なカーブが多いです。
また、ウトロ側から羅臼側に向かうと、気温が10度ほど低くなる場合もありますので、衣服などには気を使いましょう。


その後、根室経由で釧路に向かう予定でしたが、この時点ですでに15時だったので、根室には寄らずに釧路に直行する事にしました。
国後国道を南下して行く途中で、

標津サーモンパーク

という看板が有ったので、立ち寄ってみる事にしました。



中に入ると、すぐにあったのが、ドクターフィッシュのコーナーです。
海外の映像を見ていたのですが、皮膚の角質を食べてくれる魚で、気持ち良さそうに見えたので、一度やってみたかったので、早速手を入れてみると、待ち構えているように群がってきました。



これ、本当に気持ちいいですね。
手ではなく、足でやりたかったので、ちょっと残念ですけども、家で飼う事も出来るようなので、ちょっと考えてみようかな…と思いましたが、そんな場所と環境を作れないので、断念しておきます。

さらにはイトウやニジマスなどにエサをやれるコーナーがあったり




チョウザメに噛まれてみるコーナーがあったり




アルビノニジマスがいたり




クリオネがいたり



なかなか楽しいパークでした。
実際にシャケの遡上などをみる事も出きますので、これからの季節は、もっと楽しくなりそうです。
近くに行かれた方は、ぜひ行ってみてはどうでしょう?

と、ここまで来たら、雨が降りそうな雰囲気なのと、暗くなってきたので、カメラの撮影を止める事にしました。

昨日の走行距離は361.3Km
ガソリンは、19リッターですので、19.02Km/Lでした。


それでは、ピースサインを送った、ライダーさんの一部です。













では、今日も一日楽しみましょう!