ども、名人です。

今日の東京は、薄い雲が広がっているんですが、青空の方が多い様に見えます。
昨日の予報によると、東京は、今日までが35度越えですが、明日からは、数度下がるのだそうで、猛暑のピークは過ぎたのかなという希望的な予感がします。
それでも、朝晩は、割と涼しく感じる様になってきました。
昨日も帰宅途中は、風が暑くはありませんでした。
北海道までのロングツーリングまで、あと一月ですので、それまでに10度くらい下がってくれると嬉しいですね。

さて、またまた中国で盗作騒ぎが起きましたね。
今回は、オリンピックの誘致ソングなんですが、あのアナ雪と同じじゃないかという疑惑だそうです。

中国も、今は大きくなってきているけども、ちょうど日本の数十年前と同じ様な環境なのだと思います。
自分が大きくなるためには、似たようなものを参考にするというのは、日本でもありました。
また、ゲーム業界が、そういう事をして大きくなっていったというのも事実です。

1975年に、エポック社さんから、日本で初めてのTVゲーム「テレビテニス」が発売になりました。
このゲームは、大ヒットというわけにはいきませんでしたけども、その考え方は多くの会社に引き継がれました。
このテニスゲームの大元は、1958年に発表された「Tennis for Two」というゲームです。
この当時は、まだTVモニターに表示する事が出来なかったので、オシロスコープとアナログ計算機を利用したと聞いています。
また、このゲームを作ったきっかけも、研究所に来たお客さんを喜ばせるためだったという事です。
この以前にも、TVゲームと呼ばれるものはありますが、これが事実上初の一般ユーザーが遊んだゲームではないでしょうか?

その後に、このテニスゲームは、世界で初めての家庭用TVゲーム機「オデッセイ」に搭載されました。それを参考にアタリ社さんが「PONG」をアーケードゲームとして発売。
これが大ヒットとなるのです。

その後に、このテニスを一人用のゲームとして改良した「Breakout」が発表されます。
日本では「ブロックくずし」になります。
ここからTVゲームは、急激な右肩上がりになっていくのです。

そして、このブロックくずしが、各社から発表されたゲーム機に搭載されているのです。
各社によって、様々な遊び方がありました。
ブロックの途中に、壊す事のできないブロックを配置するとか、上の方に空間を作っていき、連続で破壊されるのを楽しむ物だとか…。

また、別なゲームになりますが、私が元在籍していた会社では、X-1用のゲームで大ヒットしたのが「ベジタブルクラッシュ」というSTGがあります。
このゲームも大ヒットしたのですが、その大元になっていたのがギャラガだったりします。

また、「デゼニランド」というアドベンチャーもありました。
これは、何を参考にしたかというのは、書かなくてもわかりますよね。

社会というか、その業界が大きくなるためには、二匹目のどじょうを狙うのが、一番手っ取り早いのも事実です。

まぁ、今回の中国の話は、国レベルの話になるので、こういう事ではないのかもしれませんが…

今回の騒動で、その楽曲は聴く事が出来なくなっているそうなので、中国もまずいなと思っているのでしょう。
国家の威厳をかけたプロジェクトだけども、そんなところで恥をかく事が何よりも大事だと思っているであろう国ですので、今後の対応が気になりますね。

どちらにしても、現在では、参考にしているというのも、真似をしていると捉えられるようになっているのですから、新製品や新アイデアを考えるには難しい時代になってきたなと思います。
が、それぞれの勉強をするためには、そういうアイデアの真似をするというのが、一番かもしれません。
そのアイデアに何を足せば、もっと良くなるのか?
そんな事で、若い人たちには勉強してもらいたいなと思います。


では、今日も一日楽しみましょう!