ども、名人です。

今日の東京は、昨日よりも分厚そうな雲で覆われています。
今晩から明日の午前中までの降水確率が、急激に上がっていますので、遅くなる方や明日早出の方は、充分な用意をした方がいいと思います。
私も、今晩はてっぺんを越える帰宅になるので、防水シューズを履いていこうと思ってます。
熊本の方面では、警報も出ているようなので、充分に注意してください。


さて、今朝の情報番組を見ていたら、1997年に神戸で起きた酒鬼薔薇事件の犯人が本を出版するというニュースが報道されていました。
番組内でも、賛否含めいろんな意見が出ていましたが、私としてはどうなんだろうと思います。


ところで、ゲーム業界的には、この事件が、現在のCEROのきっかけになったと言われていますが、それが本当なのかどうかは分かりません。
が、少なからずとも影響があったのは事実です。

私としては、宮崎事件やその他の事件などが、度々に「TVゲームが・・・」と言われてきた事は、非常に苦々しく思っていました。
私が子供の頃のアニメなどでは(TVゲームは有りませんでしたからね)、もっと残酷なシーンがあったり、放送禁止用語もバンバン使われていましたけども、私の年代にそういう犯人が多い訳ではありませんので、コンテンツが殺人者を作り出しているという極論には反対です。

犯人は、自分を守るために、他の事に責任転嫁しているのですから、そんな言葉をまともに聞いてもしょうがないと思うんです。


それは置いといて・・・

当時、この事件をきっかけに、私がつとめていた会社でも困った事が起こりました。
それは、発表していたゲームの内容を変更しなければいけなくなった事です。

ゲームタイトルは「金田一少年の事件簿」

様々な殺人事件が起こり、それを金田一耕助の孫が解決していくというストーリーのアニメが元になったゲームになります。
そのゲームの中で取り扱っているストーリーで殺された被害者が、この酒鬼薔薇事件と同じだった事が原因です。

もうすぐマスターだったのですが、発売するのか?それとも内容を変更して販売するのか?で、話し合いが何度も行われました。
結局は内容を修正し、98年にセガサターン用として発売する事になったのですが、当時の私の感情としては、微妙だったなと思います。

ゲームと事件は関係無いと言っていても、実際に出してしまうとバッシングは必ず起きてしまいますからね。

現代では、少しでも炎上になりそうな事を避けるようにしますが、叩かれたとしても、まずはその意見を言わなければ、どこがどれくらい、他の人と違っているのかが分からないですよね。
バカッターみたいなのは全く別な案件ですけども、討論の元になるような意見は、いつでも言える環境であっていて欲しいなと思いますね。

そうすると、私は、この本の発売を反対していない事になるのかな?
出来れば、売り上げが被害者家族の元に送られたり、そういう事件や事故に遭われた家族に送られてくれるとうれしいです。


さて、今晩は電人ゲッチャ。
そして、明日は、5pb.Gamesチャンネルの生放送があります。
特に明日は、飲み放送回になります。
またサプライズゲストも来てくれる・・・かも(w
ですのでお楽しみに。


では、今日も一日楽しみましょう!