ども、名人です。

今日の東京も、曇り空で覆われていますが、雨は落ちてくるのかな?
と思って、予報を見ると、曇りのち晴れなので暑くなるのかもしれませんね。


さて、昨日はハウステンボスのゲームの王国に行って来ましたので、その報告をさせていただければと思います。

まず10時からはオープニングセレモニーがありました。
澤田社長とファミ通の林編集長によるテープカット、それに合わせて私はゲームコントローラーのボタンを2秒間で16回押すと、花火が打ち上がるというものでした。

その後は、11時からのツアーまで、UFOゲーム喫茶などでたむろしてました。
インベーダーをプレイしていると、周囲にはたくさんのカメラを持った人がいまして・・・。

それにしても、初代の筐体のレバーって、とても小さかったんですね。
当時はそんな事思いもしなかったのですが、いざ握ってみると、今のスティックの半分ほどしかありません。
敵の弾を避けようと思っても、速度がついてこないので、避けることも出来ず・・・
100円玉を山にして、プレイしてみたいなと思いました。(w

それから、ツアーを行いました。

まずは、ゲームツリーから、UFOゲーム喫茶、懐かしのケードセンター、ゲームショップ、キャラクタースタジオにゲーム機ヒストリーと回りながら、ポイントを紹介していきました。

予定時間は30分の予定だったんですが、最後のゲーム機ヒストリーで30分を超えるという、大幅な時間オーバーになってしまいました。(w

懐かしのゲームセンターには、日本で唯一残っている、動作する「アフターバーナー」があったり、「ハングオン」もあるのですが、中でもすごいのが、1971年に世界で初めての業務用ゲームマシン

「コンピューター・スペース」の筐体が並んでいた事です。



このゲームは、今でも時々は遊べるものが再現されています。
ゲームとしては面白いのですが、問題なのは、その操作方法でした。

1971年は、まだジョイスティックの様なものが作られていなかったので、パソコンのキーボードでプレイする感じなのです。
そのコントローラーは、こんな感じでした。



このボタンは、左から「ショット」「エンジンパワー」「左回転」「右回転」
そして「ゲームスタート」になります。

宇宙空間に敵のUFOが2機動き回っていて、こちらを攻撃してくるのです。
その中で自分が操作するロケットを操り、敵の方向を向けてショットを撃つのです。
エンジンパワーを上げると加速したり、ロケットの方向によってはブレーキにもなるのです。

しかし、いざプレイしてみると、ジョイスティックの様な直感でプレイする事が出来ない事もあって、慣れるまでに時間がかかるのでした。

遊ぶと面白いけど、慣れるまで時間がかかるってのは「バンゲリングベイ」に近い物がありますね。(w

もし行ったら、この筐体の右側に、プレイ出来る実機があるので、遊んでみてください。


1971年といえば、私は12歳でまだ小学生でした。
そんな時代にアメリカで、こういうゲーム筐体が出ていた事も知りませんでした。
プレイ価格は25セント。
当時は1$が360円だったので、25セントは90円。

この時のバイト代がいくらだったかは分かりませんが、その後の72年か73年に親に紹介された給食センターでの食器洗いのバイトは、1時間130円くらいだったと思うので、約40分働かないと遊べなかったんですが、このゲームの存在を知っていたら、遊んでいたかもしれません。
それほど、この筐体のデザインが素晴らしいです。

ゲームの王国は、今までに有ったような期間限定のミュージアムではなく、常設なので、今後も発展しながら展示がされて行きます。
いつでも行くことによって、この筐体を眺められ、そして遊ぶことが出来るというのが日本に出来たというのは素晴らしいですね。

ゲーム機ヒストリーは、世界初の家庭用ゲーム機「ODYSSEY」がありました。



日本ではわずかしか販売されていなかったのですが、このゲーム機を抜かすわけにはいきません。
この時は、私は中学生になった頃です。
札幌ではオリンピックが開催され、札幌の街中にも外人さんが増えたので、なんか世界とつながった様な気がしたものです。

時間があまり無く、充分に楽しめたかというと、まだ不十分な部分もありますので、また訪れたいなと思います。

常設なので急がなければいけないという事はありませんが、ゲームに興味を持っている方には、ぜひ訪れていただいて、ゲーム機を始めとした歴史を感じていただければと思います。

ホント、この場所はドキドキしますよ。

ちなみに、帰りの飛行機の窓から見える景色も素晴らしかったです。



では、今日も一日楽しみましょう!