能登半島地震 被災地支援【ご報告】 | 明範荘 川名山荘 今伊勢ブログ 日々徒然のこと

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愛知県愛西市・名古屋市昭和区、愛知県一宮市の老人福祉施設。

こんにちは。Cブロックユニットリーダーの馬場とBブロックユニットリーダー服部です。

この度、3月11日〜18日の日程で6日間、能登半島地震で被災された方の支援の為、石川県金沢市に被災地支援に行ってきましたので、様子などご報告します。

 

私たちが災害派遣で訪れた場所は1.5次避難所となっている金沢市内のスポーツセンターです。

ここでは150名程の方が避難生活を送っておられます。多くは被害の大きかった輪島市や珠洲市の方です。     

 
スポーツセンター内のフロア内は、ひらがなで区画整理されており、ご夫婦や親子で入られている方もいらっしゃいました。応接室のようなくつろげるスペースや塗り絵やオセロなど出来るスペースもありました。
避難されている方からは、「本当に怖かった」「手に持てるだけの荷物を持って出てきた」「くよくよしていたらダメ。命があるからがんばらないといけない」などまだ不安の最中、貴重なお話を聴かせていただきました。

 私たちはというと、食事の配膳や入浴や排泄のお手伝い、時に一緒にテレビを見たり、1日2回行われるラジオ体操を一緒にしたりと、朝8時から20時まで全国から集まったスタッフと共に連携をし支援にあたりました。遠くは石垣島から来たという方もいました。

 
 

合間の休みには金沢から北にある七尾市まで足を運んでみました。近くには有名な和倉温泉もあります。

倒壊寸前の傾いた建物や道路は隆起していたり、屋根にブルーシートがかかっていたりと目を覆いたくなるような光景でした。

 

いつどこで起こるか分からない自然災害…この辺りも数年以内に南海トラフ地震が来るとと言われています。

どのような備えが必要か改めて考えさせられ、貴重な経験をさせていただきました。

最後になりますが、被災された皆さまに心からお見舞いと1日も早い復興を願っています。