月刊「老施協1月号」に川名山荘が取り上げられました。
掲載コーナーは「キラリ光る施設紹介」で、4ページを割いてくださいました。
何にスポットが当たったかと申しますと、名古屋市内だけでなく、全国的にも事例が少ない「ショートステイサービスにおける専属理学療法士による個別リハビリ」と「特別養護老人ホームの理学療法士が主導する認知症カフェ」です。
ショートステイサービスでリハビリに拘るのは、病院からご自宅へ戻られた際、ショートステイを利用し、病院同等のリハビリを期待されるケースが多々あるからです。
母体の特別養護老人ホームにはリハビリ体制が整っていても、ショートステイサービスのご利用者へ在宅復帰リハビリを提供するまでに至っている施設は稀です。
少しでもご利用者やご家族の希望に応えたいのと、ショートステイサービスだから目指せる「他職種連携による24時間リハビリ」を実施したかったからです。
この取り組みは3年目とまだ始まったばかりですが、結果や評判は上々で、様々な成果が上がっています。
次に理学療法士が主導する認知症カフェですが、これも全国的に事例が少ないと思います。
サロン型では面白くないので、運動を取り入れた認知症予防の勉強会と北欧で人気のノルディックウォーキングを行っています。
ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズで、有酸素運動効果による認知症予防が期待できます。
屋外で行い、2本のポールが程良い距離を保たせるのも、このご時世安心です。
主導する理学療法士は協会のインストラクター講習を修了し、本格的に行っています。
こちらの取組みも評判は上々で、他のサロン等から外部講師としての依頼が頻繁にきています。
今回、2例の取組みに興味を持っていただいたことに感謝しますとともに、今後の励みにさせていただきます。