塾向けの私立学校合同説明会に出席しました! | アンイングリッシュ

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アンイングリッシュクラブ(名大SKYグループ)を、より身近に感じて頂くためのものです。
ひとりの11歳児の働くママ目線で書いているため、かなりラフな書き方をしております。
ご理解頂けたなら幸いです。子育てパパママ~「ひとり」じゃないよ!!( ^ω^ )

どうも、尾張旭本部教室塾長の林です。


愛知県私塾協同組合が主催の愛知県私立学校合同説明会に参加しに、ウインクあいちに行ってきました。

 

県内の私学が集まり学習塾に向けて説明をしてくれる貴重な機会で、毎年参加させていただいております。

 

中学生にとって進路の話って、中学校の先生に聞こうと思っても気を使ってしまったり、気が引けてしまったり、なかなか聞きにくいものです。聞きたいことをいつでも聞ける、気軽に相談できる塾長でありたいと思います。ということで、しっかり勉強しなければ!

 


各高校の個別の話は詳しく書けませんので割愛しますが、サミット生&アンイングリッシュグループ生、保護者の方には、何でもペラペラしゃべるのでご相談ください。

 

全県模試のデータをもとにした高校入試セミナーをWeb受講しましたので、学んだことを少しだけシェアしておきます。


公立高校2次募集大幅増 

今春の公立高校の2次募集は1114名増えて、2693名。また、2次募集の志願者は21名で志願率0.8%…。2次募集は公立も私立も受かっていない生徒が対象なので、そもそも対象が少ないのですが、例年100名前後は志願者がいました。 

 

良いように捉えるのであれば、高校卒業後すぐに社会に出たいという生徒たちが、公立高校の専門学科に入学しやすい状況であると言えます。このあたりだと、愛知総合工科・愛知商業・市工芸といった高校で定員割れが起こったことは少し驚きでした。

 

令和3年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)第2次選抜の募集人員について


公立1校志願者が増加 

公立高校志願者のうち1校しか受験しないという生徒が24.1%に上がり、4人に1人は1校受検という計算になります。保険をかけての2校受検が多かった中上位層でも、1校受検者の割合が増えています。 

 

公立高校は1校に絞り、第2・第3志望は私立高校という生徒が広がっていると考えられます。中学生は、親には言わずとも、金銭的なことに気を使っていましたので、公立・私立の垣根が低くなり、自分に合った高校選びができるようになったことは喜ばしいことです。


まとめ 

上記二つの要因としては、授業料軽減補助制度によって私立高校進学の経済的負担が減ったこと、通信制高校への進学の増加、特に県外の広域通信制高校の志願増があります。 

 

ただ、こういった選択の裏に、コロナ禍という状況が大きくあったと思います。「コロナだから」ですべて済ませたくはありませんが、公立と私立のコロナ対応に差はありました。 

 

愛知県は公立高校志向が根強いと言われてきましたが、魅力的な私立高校が増え、進路 の多様性が増してきています。公立も私立も各高校ごとに違った特色があり、どこを選べばいいかに「正解」はありません。充実した学生生活が送れる学校選びのサポートをしたいものです。

 

 

尾張旭本部教室塾長の林でした。

 

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サミットのHPにも過去記事がありますので、ご覧いただけると嬉しいです。