1月10日の配信で、8日の旧田中邸の全焼が今は亡き田中角栄元首相のP(プログレス)に色濃く表示として出ていたことをお伝えしました。

 

今日はハリウッド女優からモナコ王妃へと華麗に転身しながら52才の若さで自動車事故死したグレイス・ケリーのPをご紹介します。

 

グレイス・ケリー 1929年11月12日 05時31分 ペンシルベニア州フィラデルフィア 39N57 075W09 +5:00 ASC=04蠍座41

 

王妃の死亡は1982年9月14日。そこから22年たった、2005年4月6日、王妃の夫であったレーニエ3世が81才の生涯を終えました。

 

このときの「グレイス王妃のプログレス」に驚きました。出せる方はぜひチャートを眺めてみてください。

 

そのPには以下の表示がありました。

 

P月 04山羊座04

P・ASC 06山羊座15

P土星 06山羊座39

Pジュノー 07山羊座10

 

強烈な山羊座でのコンジャンクション。しかも、ASCに正確な土星は7H(パートナーシップ)のルーラー! P山羊座の月はまるでパートナーとの別れを悲しんでいるような月ではありませんか。こうした形成がかつての夫が死去した日の「今は亡き妻のプログレスの表示」なのです。

 

さらに、7Hにある冥王星が=ASC/MCに誤差0度01!

 

占星術を少しでも学んだ方ならこれらを偶然とは決して言わないだろうと思います。この事例は占星術の教義の秀逸さの驚嘆すべき事例なのです。もっと正確にいえば「ソーラーアークではなく、セカンダリープログレスの」、「アスペクトだけではなく、ハーフサムを含んだ占星術の秀逸さ」です。

 

それにしても、故・田中角栄、故・グレイス王妃のこうした驚くべき事例を私たちはどう考えればいいのでしょうか? 死後の魂などということは信じられません。その存在の証拠はなにひとつないのです。けれど、死者のPは肉体(N)が滅びても”脈打っている”のでしょうか? いつまで? 自分の家族・財産、愛するものが無くなるまで、でしょうか? 私の孫娘が花嫁衣裳を着る日にはおそらくこの世に存在していないでないであろう私のPに「喜び」が表示されるのでしょうか? 

 

いったい、どういうことなのでしょうか。