1月1日に発生した能登半島地震の深刻な被害が次々と報道されています。地震は人々の生活の基盤を破壊し、その後の余震は人の心にダメージを与えます。被災者の方々の生活が1日でも早く安定しますように願っています。

 

17日、阪神淡路大震災から29年になりました。この数字を聞いて驚きました。もうそんなにたつのですね。私の中では「ちょっと昔」という感じでした。

 

先日、能登半島地震の表示が弱いと書きました。そこであらためて、日本始原図のP(プログレス)をチェックしてみました。

 

日本始原図

1946年10月7日、15時20分、東京(ASC=29水瓶座24)

 

この​日時は私の師・門馬が「新日本憲法が第90回帝国議会で採択されたのが10月7日の15時から15時30分の間であるから15時15分とした」とテキストに書いてあるものを、工藤が5分遅らせ、15時20分としたものです。

 

なぜ5分修正したのかというと、東日本大震災のタイミングに合わせたのです。この時刻で東日本大震災(2011年3月11日)当時のPを出すと以下の形成を見ることができます。

 

P土星/P冥王星=P・IC(直接・00分離13)

 

この「直接にして合」は国民生活(IC)に対する最強のハードです。これを「15分」で作ると、01接近01となるのでほんの少しP・ICが遅すぎます。そこで5分単位として5分遅らせたのです。

 

この時刻(20分)で阪神淡路大震災(1995年1月17日)のPを出して見ると今度は

 

P土星/P冥王星=P・ASC(スクエア・00分離16)

 

です。つまり、逆の言い方になりますが、P土星とP冥王星が数度の合を形成しつつ4HからP・ASCに□を作ったときが阪神淡路大震災であり、4Hカスプ(IC)に達したときが東日本大震災だったのです。今は3Hを進行しています。それでは、今年1月1日の能登半島地震はどうだったでしょう。

 

P土星/P冥王星=P太陽/P天王星(00接近18)=P月/P天王星(00接近32)でした。

 

複合ハーフサムですが、天王星であること、1度以内であること、から「表示」に見えます。阪神淡路、東日本とは被害の規模が違いますがやはり表示はあったといっていいようです。P月の00山羊座34、P太陽の01山羊座03がとても示唆的に見えます

 

これらの事例から、地震の予測には日本始原図のPのチェックが欠かせないと思われます。

 

ご参考まで。