ホルムズ海峡が封鎖され、政府は備蓄の2割にあたる30日分の石油の放出を決めました。石油は大丈夫なのでしょうか? 今年の日本春分図を評価してみました。
2026年3月20日、23時47分 東京 ASC=13射手座45
このチャートの最大の表示は明らかに、IC(天底・4Hカスプ)に合する太陽です。誤差は0度22、正確(1度00未満)です。この太陽は海王星と1度46差の合、土星と4度07差の合。この3星の合、太陽、海王星、土星のコンジャンクションが2026年度の世界情勢の基本になります。
土星と海王星のコンビネーションは経済的には「不景気」の意味です。心理的には土星は「安全志向」ですから、そこに海王星が重なることは「安全への不安感」をもたらします。土星と海王星の合を所有する(合する)太陽はそうした意味を持っていて、その太陽が日本のIC(天底)にあるのですから「日本はその意味の当事者」になるのです。
しかし、だからといって、今後もずっとも日本に石油が来なくなるとは思いません。
かつて日本への石油が禁輸された時代がありました。1941年です。アメリカが日本への石油輸出を停止し、日本は危機的状況に陥りました。この年の日本春分図((3月21日、9時21分)には、ASC=火星/冥王星(真正)、=太陽/ジュノー(直接・真正)、ASC/MC=太陽/冥王星(0度10差)などの厳しい形成がありました。中国からの全面撤退か、アメリカとの戦争か。冥王星(強迫感)とジュノー(権利の主張、生き残るための苦闘)の意味がハッキリと出ていました。
今年の日本の春分図のASCは=MC/天王星、太陽/天王星、月/冥王星。ASC/MCは=木星/天王星、=太陽/木星など良い形成があります。MCだけは=太陽/海王星(準直接)でハード優勢ですが、このMCと太陽には=火星/木星(両者は△)があります。
木星は8Hにあり、8Hは「相手の財産」ですから蟹座の木星は相手国の原油と仮定できます。その木星が輸送の3Hにある火星と△で、火星/木星=IC、太陽なのです。
さらに、MC△天王星がつくられていますが、天王星は3Hルーラーです。これら一連の表示は「やがてまた日本に石油が来る」ことの意味にしか見えません。
そもそも日本が石油危機に立たされて”トク”をする国などありません。石油輸出国はもとより、アメリカも日本が弱化することを望んではいないはずです。トランプ大統領は頭の中が商売人で太陽双子座らしく言葉がクルクル変わりますが心の中にあるのは政権維持と「損得」です。そのトランプ大統領が”商売相手・日本”の苦境を放置するでしょうか?
今年の日本の春分図。2Hにジュノーと冥王星がありますが両方とも目立つ存在ではありません。2Hルーラー土星が太陽・海王星と合になっている形だけが「経済的不安感」を示すネガティヴな表示ですが全体としては悪いチャートではありませんから、あまり心配する必要はなさそうです。ただし経済的には問題があり、物価高という基調とも政府は戦わなくてはならないでしょう。
なお、天王星やジュノーがハードとはいえませんから今年度、日本に大きな地震が来るとは思いません。ただ、海王星がICに接近し、その中間に太陽を入れていますから中程度の地震は大いにあり得る形です。
最後に。3Hで水星が留(Sステーション)しています。これは日本、日本国民、またはその両方が「情報」や「輸送」といった3Hの事柄に鋭敏に注視し続ける1年間になることの意味です。
たった今、トランプ大統領がイランへの軍事作戦を中止すると発表したとのニュースが入りました。記者に問われて「イランの核能力を破壊した」と言ったようですが、また嘘をついてますね。
了