鬼ヶ城(長野県戸隠荒倉山) | えいきの修学旅行(令和編)

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 戸隠栃原城館群概要:https://ameblo.jp/mei881246/entry-12496904235.html

 

      一連の戸隠城館群ラスト、鬼ヶ城(高城は未踏)を書きます
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鬼ヶ城
 宮坂武男(2013)『信濃の山城と館2』(以下宮坂2)によると紅葉紅葉の伝説地で、山麓の中峰から鬼無里へ至る古道に面しているそうだ。郭番号は宮坂2に準拠、記事中測値も同書に拠る。
 
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  これまで書いた戸隠城館は独行だったが、この城は単独で挑むのは危険かつ困難なため、信濃先方衆らんまる・でいびす両将、相模からの横目?小太郎さんに助力頂いた。
 らんまるさんのジムニー号で林道終点まで同乗(地図ポイントできず・らんまる攻城戦記参照ください)。
 
  この城は、構造の分析・評価などの御託よりも、我らの修行をお楽しみください。
 
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林道終点から稜線まで攀じ登り、北から岩尾根を伝う
 
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いきなり沢越えの試練
 
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そして攀じ登る
 
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あそこ(稜線)まで到達できれば、なんとかなりそうだ(写真4枚で済ませてますが、容易ではありません)
 
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成功の兆し
 
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稜線到達
そう遠くない昔まで、稜線上は道であったようだ。
 
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おっ、堀切か
 
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ふっ
 
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そうだ、目指す城はまだ登るのだ
 
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の上に平場あり
 
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平場
そしてここから城へ向かって岩尾根が始まる。
 

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うぃ

右側に少々迂回。
 

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もしや旭山城のような石垣か?

もう、そう見えてしまう自分が怖い。
 
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往く
 
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今の平場
居住できるとすれば、少しでも風も凌ぐことができるここが最適か。
 
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岩尾根を伝う
 
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現在地・方位を確認か
 
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修行再開
高所が郭4。
 
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郭4
西(右)西に土塁…、がある。
 
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北端
造作はしてあるようだ。
 
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伝い登ってきた北の岩尾根
 
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郭3
 
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郭1まで約48mある
 
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郭1北手前
石に聖地感。
 
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郭1
15×8m。
石で造られた基壇と成り得る構築あり。
 
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なにかを祀る基壇であろう
行者の祈りの場と得心。
 
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10mほど緩く降り郭2
 
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郭2
 
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南東辺は土が盛る
土塁か?
防御施設などといったしろものではなく、落っこちないための構造か。
 
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三角点
 
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下方
中峰に至る(宮坂2)。
 
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上方
先の大築城とは様相が異。
侍の城ではないであろう。
 

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郭1の基壇

やはり行者の遥拝、祈りの場を想う。

 
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天地、山川草木、宇宙と一体になった行者様に、会ってみたい
夕景、夜空、夜明け、どれほど美しい(晴天に限る)だろうか。
一夜、ここで明かしてみたいものだ。
 
参考文献 宮坂武男(2013)『信濃の山城と館2』、戎光祥出版、pp.370-1