田辺城
木造長政（具政の子）が天正十四年七月二十一日、織田信雄より一万二百七十貫三百余（約一万石）を与えられ築城、約四年居城した。
熟人荘駐車場に、田辺城現入口門がある。
方形の本丸を囲う土塁、堀が見事に残る。虎口は西、南、東に開き、大手と思われる南虎口前は両側を土塁で挟み込み、二の丸に接続、その前面に土塁と堀切を遮るように配し、折れ、虎口前面を守っている。
現 門を入ります。
二の丸前面の土塁と堀により左に折れます。
左にも土塁があり、ルートが絞られ、二の丸と西側屋敷地とされる郭との接合部へ入ります。
随所に陶器の動物が置いてあり、幾度もビクッとしました。
右側、二の丸前面の土塁、堀の北西端
二の丸前面の堀
二の丸（右）と西の屋敷地（左）とされる区域の接合部
西の屋敷地とされる区域
土塁や溝がある
本丸南 大手虎口を守る二の丸へ向かいます。右には、先ほどの堀に塁する土塁
大手虎口前面を遮断している。
二の丸
大手虎口前面を守る
左に本丸南虎口
本丸南虎口
土橋左側 堀
土橋右側 堀
田辺城本丸
４５ｍ四方の方形
南、東、西に虎口が開く
東虎口
土橋の先、土塁がある
そとから
東虎口北東堀
その２へ続きます。
参考文献 三重の山城ベスト５０を歩く
現地説明版