通信制大学に通ってみて感じたことの中間レポート。
以前、全体的な感想と、費用についての感想を書きました。

 

 

 

 


今回は、「日本語教員養成課程」編です。

 

まず、日本語教育を学べる通信制の大学は、数が少ないです。

私が調べた頃は、4校くらいでした。

その時点で、選択肢は絞られますあせる

 

その中で私が選んだ大手前大学について。

大手前大学通信制で日本語教員養成課程修了すると、正科生は法務省「日本語教育機関の告示基準」の第 1 条第 1 項第 13 号の「ロ」に、科目等履修生は「ホ」に該当します。

私自身は、学び直し目的の入学のため、この養成課程を履修するわけではないです。
とはいえ、日本語教育の学び直しですから、ほぼ養成課程に沿った科目を履修しています。

全体的に感じることは、「広く浅く」です。
日本語教師として必要な基礎知識・技術の分野は多岐に渡るので、その分、中身はさらりとしています。
420時間養成講座の方が、学習内容は多いです。

でも…

「日本語教師として必要な基礎知識・技術」と書きましたが、正直そんなもの、多岐どころではなく、無限です。
420時間だって、全然足りない!と当時も感じていました。
だから、「広く浅く」になるのも当然かなと思います。

告示基準は満たしているわけですから、一般的?に、基礎と認められる範囲は網羅しているのだと思います。

それに、日本語教師として働き始めてからも、教師として毎日が勉強です。

どこで、誰に、何を、どうやって教えるか、等により、必要な知識も技術も全然違ってきます。
だから、大学では、基礎をさらっとやって、「国語と日本語は違うんだ」ということが理解できるだけでもいいのかもしれません。

それでも、少しでも多くの基礎知識を学びたいという方には、通学制の420時間養成講座をオススメします。
特に、教育実習は420時間の方がずっと充実していると思います。

でも、四大卒ではない方には、大学をオススメします。
採用条件に「四大卒以上」を含めている教育機関は多いですし、それにやはり、人にモノを教える立場として、自分自身も多くの学びの経験は必要ですから、学歴はあった方がいいと思います。

そして、私のように学び直し目的の方には、通信制大学をオススメします。
程良い学習内容ですし、ついでに日本語教育以外の分野も色々学べますし、それも役立つと思います。

 

 

星次は、授業・試験編。