先日、愛の告白を受けた話を書きました。

 

 

この時も、「笑顔」をお褒めいただきました。

そして私のこれまでの人生を思い返すと、いろんな場で、いろんな方から、「笑顔がステキ」と褒めていただいてました。

本当に、とっても嬉しいし、有難いことですラブ

 

 

日本語教育の場で言えば。

最初は、養成講座の教育実習での模擬授業の時。

 

模擬授業後、学習者役の日本人受講生から講評をいただくのですが、その時、

「笑顔がステキで印象的だった」

とのコメントをいただきました。

 

人前で「教える」なんて、まさに初体験の日。

あたふたして終わったと思っていたので、嬉しいより、自分が無意識のうちに笑顔だったということに、自分で驚きましたw

(たぶん、笑ってごまかしてただけだと思うw)

 

その後、日本語教師デビューしてからも、学習者の方々、授業見学された方々などから、同じように笑顔を褒められました。

 

今回の日本語学校採用試験での模擬授業後も、学習者役の常勤講師の方が、

「ずっと笑顔なのが良かった、学習者は安心できると思う」

というコメントをくださいました。

 

自分が逆の立場だったとしても、先生が無表情より笑顔だったら、やっぱりなんか安心するし嬉しいと思います。

 

 

ただ…

日本語教育の場は、さまざまな文化・価値観・常識を持った方々が集まる場。

気をつけないといけないこともあります。

 

これはあくまでも、私の経験上のみの話ですが。

 

ほとんどの国(特にアジア圏)は、

「笑顔=安心感を与える」

と言えると思います。

 

が、ある国では、

「笑顔=不信感を与える」

ことにもなりました。

 

授業中に「先生が笑う」という行為が、学習者に、

「自分が何かおかしなことをした?」と不安にさせたり、

「バカにされてる?」と不満を持たせたりしてしまう

可能性があるのです。

 

これは本当に難しい問題です。

「国」の違いというより、その時の状況や個人の心情も影響するかもしれませんし。

 

 

自分にとっては自然なことで、相手に良かれと思ってやったこと・言ったことが、逆効果になる可能性がある。

これは、もちろん日本人同士でもあり得ることですが、特に外国人と関わる場合は、可能性が高まるので、いつも学習者の反応を意識してないといけないな、と思っています。

以前、日本語学校の非常勤講師の扱いについて、ちょっと書きました。

 

 

 

さて、私がこれから働く学校の実態は、どうでしょう??

不安と期待が入り混じる中、先日、講師会に出席しました。

 

まだ1日ご一緒しただけですから、どうこう判断はできませんが、その講師会での第一印象は、

 

非常勤講師たち、圧がツヨイメラメラ

 

です爆  笑

 

常勤講師に対して、皆さんから次々に意見や要望や疑問が連射されます銃銃銃

 

「この間質問したアレはどうなったの?」

「ソレは非効率だからもう止めましょう」

「コレくらいすぐできるでしょ。やって」

「アレを非常勤がするなら、その分のコマ給は出してもらわないと」

「ソレは非常勤では対応できない」

「コレは学生のためになるの?」

 

等々、等々…

 

キッパリハッキリ容赦ないです爆弾

 

さらには校長?にまで、

 

「国家資格取得にかかる費用は出してくれないの?」

 

とご要望ポーン

 

 

非常勤のお姉さま方、ステキラブ

 

私はこういう熱さ、好きです笑

 

 

もちろん、こういう意見や要望をどこまで聞いてもらえるのかは、わかりません。

常勤や学校側にも、いろんな事情があるのでしょうから、無理難題かもしれません。

でもやっぱり、ボランティア精神で成り立ってきたこの業界では、まずは声を出すことが大事だと思います。

 

 

雲にくるまる富士

 

古参にキビシイシリーズ。

 

 

 

その後①のその後、養成講座から早々に、とてもご丁寧な【理由書】が届き。

これだけ書いておけば文句ないよね??的な勢いで、本当にご丁寧に理由が書かれていました。

嫌味とか皮肉じゃなく、本当にきちんと書いてくださってましたニコニコ

 

学校に提出したところ、これで大丈夫そうです。

やれやれ…

 

養成講座からのメールには、

「新しいお仕事頑張ってください」

というメッセージもラブ

 

古参にもヤサシイ…ラブラブ

 

ありがとうございます!頑張ります!!

(さんざんグチってしまってゴメンナサイ悲しい

 

 

でもさ~入管さ~、

これまでの実質的な日本語教師資格である、法務省の「告示基準」って、例の「以下のいずれかに該当する者」なわけでしょ?

学校の求人の応募条件も、そうなってたよ?

私は検定に合格してるんだから、それに1つ該当してるんだから、それだけじゃダメなの?

どうして養成講座の修了証と履修科目証明書まで必要なの?

「以下のいずれか」は何なの?

検定合格してるけど、養成講座は受講してない、って人もけっこういるよ?

そういう人はどうなってるの?

 

 

そして今度は学校から別途連絡が…

 

「先日の契約時にお渡しした契約書に記載していたコマ給が間違っておりました。

本来は、経験年数や実績を考慮すべきところを、最初の基準のひな型のままになった契約書を渡してしまいました。

大変申し訳ありません。

つきましては、改めて契約し直させてください」

 

とのこと…

 

こちらも早々に、正しい契約書をくださいました。

 

古参にもヤサシイ…ラブラブ

 

人間ですからミスは仕方ないです。
でもその後の対応が迅速で丁寧なら、こちらも有り難いと思えます。

 

 

すったもんだの日本語学校初陣ですが、まだネタが色々ありますw

また少しずつ書いていこうと思いますグラサン

タイトル2点の資料が、文科省HPで公開されています。

 

 

まずは、【令和5年度 日本語教育実態調査 国内の日本語教育の概要】

https://www.mext.go.jp/content/20240927-mxt_chousa01-000038170_02.pdf

 

なかなか興味深いデータが色々あります。長いけど。

 

国内の日本語教育機関での教師数・学習者数は、ともに圧倒的に「法務省告示機関」が多いですね。やっぱり。

 

そして、日本語教師の内訳は、5割がボランティア。

 

そしてそして、気になったのは、12ページの「年代別の日本語教師等の数」。

これは、ボランティアも含めているので、全体の年代が高めになるのは当然かもしれません。

 

でも、常勤、非常勤だけを見ると…

最多は「常勤」が40代。

「非常勤」は50代。

 

やっぱり、若者が少ない業界ですね。

 

その上、国家資格の経過措置条件は、昔に資格をとった人ほどキビシイ条件。

経過措置期間中に資格取得が間に合わず、辞めてしまうベテランの方もけっこう出てくるかもしれません。

 

 

え?

 

じゃあこの業界、この後、誰が担うの…??

真顔

 

 

 

それと、経過措置の【経験者講習 講習概要】も。

https://www.mext.go.jp/content/20240926-mxt_nihongo02-000037574_1.pdf

 

なかなか大変そうだ~あせる

私は早くて再来年。

クリアできるのか??

 

でも、確認試験も修了試験も、何度でも再試験できるのはありがたい…笑い泣き

先日、古参へのキビシイ仕打ちを書きましたが…

 

 

その後のすったもんだです笑い泣き

下矢印

 

私:学校に、どうしたら良いものかと泣きつく。

 

学校:入管に問い合わせ。

 

入管:「証明書を発行できない旨を明記した【理由書】を、養成講座に作成してもらえ」

 

私:養成講座に、上記の入管の依頼を依頼。

 

養成講座:「当校では、そんなものを作成したことがない。本部に問い合わせるから、時間をくれ」

↑イマココ

 

 

………チーン

 

 

学校の教務担当者さんからの、

 

「入管曰く、こういう問い合わせはよくあることだそうで、メイさんだけじゃないから、ご安心くださいね」

 

とのメッセージで、心が温まりました笑い泣き

 

古参にもヤサシイ…ラブ

 

 

いやでもさ~、養成講座の紙の資料をいつまでも保管できないのはわかるし、廃棄は仕方ないよ。

仕方ないけどさ~…

私の在籍記録は確認できたということは、多少の情報は残してあったわけでしょ?

だったら、「〇〇年~〇〇年の当校での実施科目(履修科目)一覧」みたいなメモ程度のデータくらい、ちょいと作成して残しておいても良かったんじゃないの?

そんなの、WordでもExcelでも、1~2ページ程度のデータでしょ?

それがあれば、その期間に在籍し、修了証を発行した受講生は、その科目を履修したって証明できるじゃん。

 

 

なんだか、これからもすったもんだありそうな気配しかないですけど、ここでグチってネタにしながら乗り越えますので、よろしく笑い泣き

以前、仕事絡みでちょっとご挨拶した方と、先日、再会しました。

 

その方、会うなり開口一番、

 

 

「あの…まだ2回しかお会いしてないのに、こんなこと言うのも何ですが…

メイさん、とってもステキですラブ

 

「ほんと可愛いしラブラブ

 

「笑顔が良いしラブラブ

 

「私、すごく好きなタイプイエローハーツ

 

「(日本語教師として)学生にすごい人気だと思います!!

 

 

等々、マシンガン熱烈アプローチ笑

 

いきなり愛の告白!?セクハラ!?

…と、軽く引きましたがw、実はとても嬉しかったんですラブ

 

その方、年齢は50代くらいでしょうか。

そして…、女性です爆  笑

 

その方は立場上、たくさんの方々と交流する機会の多い方で。

「人を視る」立場の方。

いろんな人を視てきた人に、そんなふうにお褒めいただけるって、やっぱりめちゃくちゃ光栄ですよラブラブ

それに、同性だからこそ、逆に本気っぽく感じます。

もう私の方がトキメキました目がハート

 

何しろ私の辞書に「社交辞令」という文字は無いですからねグラサン

 

「アナタには無くても、その方にはあるでしょ」

という真っ当なガチのツッコミはやめてくださいパー

 

いいんです、わかってます、でもやっぱりお褒めいただけたら、嬉しいんですラブラブ

褒められると調子に乗って伸びるタイプです。

よろしくお願いします音譜

(何を?)

 

 

 

採用してくださった日本語学校から、色々と提出物のご案内があり、準備しています。

その中に、「養成講座の履修科目証明書写し」なるものがあり。

私が養成講座を受講したのは、1997年度。

そんな昔の証明書なんて出してくれるのかな、という一抹の不安を抱えながら、養成講座に問い合わせてみると、ご丁寧なご返信が…

 

 

履修科目については、「1998年以前は全て紙面で管理しており、当社の書類保管規定に基づき既に廃棄」しているため、

「アナタの履修科目の確認ができない状況になっており、証明書の発行はできかねます。」ゆえに、
「ご希望に添えず申し訳ございません。」

 

 

ぅえええええ!?ポーンゲッソリチーン

 

そんな仕打ち…笑い泣き

 

 

まあでもね、

 

私の在籍記録は確認できたこと。

修了証はあるので、その写しは提出できること。

そこの養成講座は某大手で、今も当時も文化庁届出受理講座のため、当時の規定の科目は履修できている(はずな)こと。

 

だから、なんとかなると思いますけどもね。

 

それに、求人の応募条件も、例のアレで「以下の3つのうちいずれか1つ」を満たしていればOKなので、仮に、養成講座受講が認められなくても、私は検定合格があるので、別に問題ないですけどもね。

 

でもベテランの日本語教師の方々、どうしていらっしゃるのでしょう…?

もう今から転職とかされないなら問題ないですが。

 

いやしかし、何かとベテラン(昔に資格をとった人)にキビシイですね…笑い泣き

やっぱり、万が一のいざという時のためにも、新しい資格(登録日本語教員)は必要ですね…笑い泣き

日本語学校で働くことを決断してから、間もなく…

 

 

とある日本語学校に、採用していただけましたクラッカー

 

最初に面接&模擬授業をさせてもらった所です。

模擬授業って苦手なので(学生役の日本人教師相手だし、学習者のバックグラウンドとか前提が全然わからない状態で授業するって、何だかね)、1回で決まって良かった爆  笑

 

仕切り直して、日本語教師再々デビューです音譜

 

多種多様な日本語教育の現場の中で、やはり日本語学校は主戦場と言えると思います。

そんな日本語学校に、私は日本語教師としてデビューして30年近く経ってから、ようやく初陣です(笑)

 

日本語学校勤務の先輩方のブログを見ていると、戦々恐々ですが…笑い泣き

自分の経験値を上げるため、国家資格取得経過措置の条件を満たすため、とりあえず1年、頑張ってみますメラメラ

 

まあ、今就職決まったところなので、経過措置受けられるのは早くても再来年。

現職者の「日本語学校に1年以上勤務」というのは、複数校で働いても合算して1年以上ならOKだし。

ダメだったら、また仕切り直し!と思って、気負わず自分なりにやっていければいい、かな照れ(理想)

 

ついに、日本語学校デビューすることを小さく決断した私。

 

まだ自分がどうなるやらはわかりませんが…

日本語学校勤務の先輩ブロガーの皆さまの関連記事は必ず拝読しております目

読みながら、気づきをいただいたり、共感したり、考えさせられたり。

本当に、色々と勉強させていただいております。

ありがとうございますラブラブ

 

特に、皆さまのご意見でよく目にするのは、この業界の問題点のご指摘。

 

もちろん、学校によって、状況や事情は様々ですから、「日本語学校とは」みたいに一括りにしてはいけないと思います。

がしかし、一括りにしたくなる問題もあると思います。

 

例えば、やはり、

 

非常勤教師の扱いの雑さ

 

とかですね。

 

こういうことに関する実体験を書かれている皆さまのブログに、驚いたり腹立ったりするのと同時に、これから日本語学校デビューする私としては、恐怖も感じております笑い泣き

 

でもですね…この問題って…

 

30年前と変わってない。

 

です。本当に。

以前、私もブログにちょっと書きましたが、

 

こういう、教師のボランティア精神と、学校の金儲け主義とが、うまく?合致してしまい、これが長年この業界の常識になってしまっていると感じます。

(もちろん、いろんな事情がありますから、全てがこれだと決めつけるわけじゃないですけどね。でもこういう部分はけっこう大きいと思います)

 

 

ただ、一つ、30年前と変わったなと思うことがあります。

それは…

 

「これっておかしい」と思う教師がいること、そして声を上げるようになったこと。

 

です。

当時、私は日本語学校勤務の方々に、こういう非常勤の扱いについて、ちょっと聞いてみたりしましたが、皆さん、

「でも、仕事もらえるだけで有難いから」

という答え。

 

確かに、当時は日本語学校も今よりは少なく、日本語教師になりたいと思って養成講座に通っても、検定合格しても、就職先がなくて断念する人も多かったです。

就職できただけでラッキーという感じでした。

 

今はどうでしょう。

特に最近は、コロナ禍が終わって入国者も増え、日本語学校の留学生は過去最多というニュースもありました。

日本語学校は人手不足が続いていると聞きます。

就職先は増えて、「仕事もらえるだけで有難い」って状況じゃないですよね?

それなのに、教師の扱いは改善されてない。

 

この状況を、おかしいと思い、ブログで発信される方々がいらっしゃることに、私は心強さと希望を感じます。

 

日本語教師が国家資格化された理由の一つに、「教師の待遇の改善」もあったはず。

国家資格になったからといって、急に大きく変わることはないと思いますが、そういうところに意識が向くようになっただけでも、前進です笑い泣き

 

 

まあ、この業界に限らず、「非常勤」「派遣社員」「契約社員」「パート」といった立場の方々への扱いの雑さは、どこの業界でもあると思います。

フリーランス保護法なんてものもできましたが、いろんな立場の人が声を上げ、働きやすくなるようにしたいですね。

 

 

先日、「日本語教師の決断」というブログを書いた日、ちょうどこんな新聞記事がありました。

(有料記事なので、ネットでは途中までしか読めませんがあせる

 

 

まあ、過去最多なのは、コロナ禍で入国できなかった分が、今まとまって来ている、というのも大きいのかなと思います。

 

実際はどうなんでしょうかね?

「働いて稼ぐ」という目的の留学生は減ってますか?

上記の記事を、本紙で全文を読みましたが、その中には、留学生の多くは、日本でそのまま働く道を選んでいる、とも書いてあります。

 

そして、日本語教師の確保や待遇改善が課題で、日本語学校や日本語教師の質の向上のため、国家資格が始まった、と。

 

実際はどうなるんでしょうかね?泣き笑い