映画『おくりびと』 | ステッキ通り

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ハンディを持ちながらも仕事をしていると、「自立している」と思われがち。 でも、心は、日々、揺れています。

観たいと思っておりましたが、近所の映画館では上映されておらず諦めてました。

しかし、海外でも賞をとる快挙・・・やはり、観たい。


以前も調べたはずだけど、また、ネットで上映されている映画館を調べました。

アレ! 地元の小さい映画館で上映されている。

(以前、調べた時は載っていなかった)


ショッピングセンターの中にある映画館です。

なので、ショッピングセンターの営業開始時間に合わせました。

しかし、嫌な予感・・・

田舎なのに、この時間帯から駐車場に結構、駐車してあるじゃありませんか。

外から直で入れる映画館付近の入口には、外まで人が・・・


そうです。


『おくりびと』を観る為にきた人達だったのです。

券を買う為に並んでいる列は、私が見たこともない長さでした。

これだけ人がいたら、せっかく午前中に観ようと思っていたのに、

満席で午後になってしまうかも・・・

初めてです。

こんなドキドキは!

私の次の人で、満席になったようです。



さて、映画『おくりびと』ですが、

本木雅弘さんの納棺師の仕事ぶりが、美しかったです。

この世を去る最期の姿は、生前の姿を見ているようで、自然と涙が出てきました。

隣の席の若いご夫婦も泣いていたような。


感動して泣くと言うより、自然と涙が出てくる映画です。