父が亡くなったこと
父が亡くなって260日が経ちました。
いつから癌だったのだろうと考えても全く知る余地がありませんが。
末期の胃癌が肝臓に転移した状態で発覚されたものですから、胃癌そのものがいつから発症したものなのか
医師も判断することができませんでした。
判断してる場合じゃなかったんですけどね。
私も病気を持っていたり、周りの方も病気を持っていたり
また、学校を通して実習などをしてきたことで
素人ですが少なくとも「経験が全くのゼロ」ではないじゃないですか。
医療に携わるという意味合いで。
そこで感じてしまう大きなマイナス感情は「何もできなかった」という不甲斐なさ、無力さ
なんですよね。
私はこの先これからどうなっていくことかわかりませんが、
少なくとも医療従事者として医療に携わりたいという気持ちは消えることはないと思っています。
何もできなかった、と日々感じたりするのでしょうか。
何もできなかったというのは、既に本人の中で「こうできたらいいのに」という希望や仮定があり、それを到達することができなかったときに感じるものだと思うのです。
なので、何もできなかった、というのはあくまでも医療者側の視点であり
患者は実際どう感じているのかはわかりません。
もちろん命を救うだとか、そういったことをしたいではありますが
やはり一番は「本人にとって如何に幸せだと思える瞬間瞬間を作り上げるに手助けができるかどうか」が大切だと感じています。
父は、亡くなる前
二週間ほぼ食事を摂ることができず、私だけが執拗に心配をしていたため
母が父を(恐らく半ば無理矢理)病院の外来に連れて行きました。
息を引き取った病院とは別の病院です。
父は母に「入院しろって言われても嫌だって言ってくれ」と言っていたそうです。
その時点で自分の身体が危ない状態にあるということは本人も自覚していたんでしょうね。
重度の貧血のため3日後に再来し、入院をして下さい。とそのとき医師に言われたそうです。
外来が終わった後に「お姉ちゃん(私)の言う通り早めに病院に行けばよかったよ」と言っていたそうですが、それは恐らく
〝入院するくらいなら通院で済むうちに〟という意味だったのではないかと解釈しています。
外来が終わり家に帰ってきた瞬間救急車で運ばれ別の病院のICUに入りほぼ3日程で亡くなってしまったので真相は知ることができません。
既に呼吸器を付けて言葉も話せない状態にあったので最後の言葉も遺言も何もないです。
だけど何の後悔もしてないです。
もしもあと2週間早い段階で入院することになっていたら
亡くなる2週間前から病院に入院し、家に帰ることなくそのままそこで亡くなっていただろうことが考えられるからです。
父にとっては家が1番落ち着く場所でありますから少しでも長く家で過ごせて良かったのではないかと。
そんなことを割と毎日考えたりするのですが、本音としては
もっと生きてて欲しかったと思っているからなのでしょう。
そして、
大学休学手続きを終えてから45日が経ちました。
45日経ってるのに
まだ45日か、といった感じがしてます。
ダメだなぁ
恥ずかしながらも生活リズムを変えるのに結構苦労しています。
生活リズムを変えることがこんなにも難しいことだとは思ってもいませんでした。
何故かわからぬ無気力。
処方剤は変わらず、医師に「ODするために薬貯めてるんじゃないの?」と図星を突かれました。
恐らく高頻度な方でしていましたが(もちろん最近はしてないですよ。)、
私は自分が実際に自分の身体に足りる(就寝前に服用する薬のことです。)と感じてる薬より多めに医師に処方してもらってます。
たくさん薬を出すような医師だからというわけでは決してありません。
医師には今の処方量じゃないと足りないと言っています。
だから普段は処方量の2/6しか服用していません。
だから1日ごとに4錠程余っていくのです。
それが積もりに積もるため、残薬があり、ODをしても薬は特に減らないといった悪循環を作り上げてしまっています。
次の診察は3週間後ですが、今所持している薬は全てを含めて412錠。
こんなんじゃあ、抗うつ剤飲み続けた方がいいかなと思うけど太るのが嫌なんですよね。
最近一度体重が減って恐怖を覚えましたが、
その体重から減ることなく維持できてるので前の体重に戻るのが嫌になっています。
なんか無気力だなぁ、どうしてなんだろう。
そんなこと言ってる場合じゃないけど。
私は病気を言い訳にしたくないんだ。
したところで事実も時間も何にも変わらないから。