若年性更年期障害、早期閉経 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。

近年、若年層の女性に、更年期障害のような症状や無月経という状況を抱えている方が増えているようですshock*


40歳以下で、これらの症状を生じることを、若年性更年期障害、早期閉経などと呼んでいるようですが、みなさんご存知ですか?



その背景には、晩婚化や女性の社会進出による環境の変化、ストレス、過度なダイエット(痩せ)、肥満症などがあげられており、その影響により、女性ホルモンの分泌機構に異常を生じているのが、2つの病態の共通点といえます。



若いうちにこのような状況に陥るということは、健康レベルの低下はもちろん、不妊症や骨粗鬆症、さらに心疾患や脳卒中などのリスクが高まる恐れもございます。

この状況に太刀打ちするためには、身体が要求する条件を整えることが大事になります!




栄養

糖質、脂肪酸、良質タンパク、ビタミン、ミネラルなどの基本的な栄養素の摂取が大事になります。特に、女性ホルモンの分泌を制御しているビタミンEの摂取は不足のないようにお摂り下さい。


体脂肪

ホルモンバランスを保つためには、極端な脂肪量の有無はNGです。特にダイエットは栄養不足に陥りやすいのでお気をつけ下さい。


睡眠

脳はホルモン分泌のスタート地点です。脳をしっかり休めてあげることは重要な要素です。


ストレス

ストレスは、女性ホルモンの分泌を乱す主要要素です。うまく解消して付き合いましょう。


その他、運動や冷え防止、生活リズム等、色々な要素がございますので、ご自分の状況に合わせて有利に傾くような条件づくりを行いましょう花花



また、異変を感じたら専門科に掛かることも大切な条件です!!!!




若年性更年期障害は、「まさかこの年齢で」と思う方が多く見落とされやすいと言われており、また無月経(早期閉経)の場合は、「煩わしい月経がないことが逆に良い」と思っている方も多く、気付いたころには閉経しているということが多いようですガクガク


また最近では、10代、20代でこのような問題が生じるケースもあるとのこと・・・。


更年期や閉経なんてまだまだだ!とお思いの方々、一度、ご自分の身体を見直してみる機会を設けてみられることをお勧めします。



自主管理をしっかり行っていきましょう~鳥