毎日激しい暑さが続いていますが、夏バテなどされていませんか
夏といえば台風の時期ですが、台風といえば低気圧の塊です。
お天気の悪い日には健康レベルの高い人でも体が重くだるい感じがしますが、膠原病やアレルギー疾患などの持病を持っている人では、特に症状が悪化しやすいので要注意なのです
少し前の梅雨の時期には、メグビーでも痛み系の疾患(リウマチ、痛風等)や皮膚炎(アトピー・蕁麻疹等)のご相談が多かったように感じます。
でもなぜ、お天気の違いで持病が悪化するのでしょうか
それには、湿気と低気圧の影響が大きく関わっているのではないでしょうか・・・。
私もリウマチ系の持病があるため天気の変化により体調を崩しやすいので、「低気圧でリウマチの痛みが悪化するのはなぜなのか?」ということに常々疑問を抱いていました
そこで、今回いろいろと調べてみましたのでご報告させていただきます。
関節リウマチの悪化を予防する
<低気圧でリウマチが悪化する理由>
梅雨や台風の時期といえば“湿度の上昇と低気圧”がその特徴ですが、
なぜリウマチ系の痛みはこれらの環境要因によって悪化するのでしょうか
通常、正常組織では低気圧に対して細胞内の水分を血流へ押し出すことで細胞内圧の調節をしています。しかし、リウマチ患者などの病的な細胞は透過性が悪いため水分を貯留し、細胞内圧が上がります。
この圧の勾配が疼痛を増し、組織の浮腫を生じさせる要因となります。
また、急激な気象変化は生体にとってストレスになるので、体はこのストレスに適応するために、コルチゾールなどの抗ストレスホルモンを増やして対応しています。
しかし、リウマチ患者では痛みや炎症に対するストレスが常に飽和状態であるため、さらなるストレスに対応しきれずに症状が悪化してしまうケースが多いとのことなのです。
では、このような場合にはどうすればよいのでしょうか?
特に、持病などで健康レベルの低下リスクが高い人にとっては、「常日頃から栄養条件を整えておくこと」が大切になります。
そうすることで、悪条件(急な環境の変化によるストレス)が生じても対抗できるような強い心と体になっていくからです。
その具体的な方法について解説させていただきます。
(つづく・・・)