国民の高齢化が進むなかで、病人の数はどんどんふえています。
現在では、八人のうち一人が、何かの病気をもっているそうです。
中年をすぎれば、病人でなくても、高血圧とかガンとかを恐れる人がふえてきます。
結局病気とは無縁だといいきれる人は、めったにいない、といってよさそうです。
そうなると、いよいよ健康管理の問題がでてきます。
その健康管理を、だれがするかという問題もでてきます。
医師の立場の人は、国民の健康管理は自分たちの仕事だと思いこんでいます。
医師は、自分たちこそが、人間のからだについての専門家だというプライドをもっているからです。
病気をなおす腕をもつ人がそう考えるのは無理もないでしょう。
つづく・・・