東京も梅雨明けとのことですね
これだけ暑いとそりゃそうだといった感じです。
そしてこんな日が続くと、似たような内容となってしまいますが・・・
大事なことなのでしっかりと把握しておきましょう
昨日に引き続き水分摂取のお話し
暑熱環境化下では、大量の汗が出て体液(水分と塩分)が失われることは皆さんご存知だと思います。
この時、失った水分と塩分を適切に補給できないと、
脱水状態になります。
体液が失われると体内を循環する血液が不足し、
体内でつくられる熱を体表面に運び出し、放散することができなくなります。
熱中症の裏には、脱水状態が隠れているのです
そこで
ポイント1 喉が渇いてからでは手遅れ!!!
のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。
水分が不足しやすい、就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中あるいはその後等に水分を摂ることが重要とされており、枕元に水分をおいて就寝することも重要です。
ポイント2 小まめに水分と塩分の補給を!!!
過度の発汗がある場合、汗中の塩分濃度も高くなりますので、十分な水分と塩分の補給が重要です。
水だけを飲むと、からだの塩分が薄まってしまいますので、脱水状態時には、水分だけでなく、塩分を摂取することも必要です。
しかし、砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなるため注意が必要です。
また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給としては適しません。
塩分・糖分を適度に含み(0.1~0.2%)、吸収の優れた飲料を摂取するとよいでしょう。
※自己補給が難しい場合は、市販のスポーツ飲料・ミネラルバランス飲料などを薄めて使用するこ とをお勧めします。
ポイント3 ビタミン・ミネラルの補給も忘れずに!!!
汗には、水溶性のビタミン(ビタミンB群・C)やミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウムなど)が含まれていますので、水分同様補給しなければならない大切な要素です。
脱水症になりやすいのは、乳幼児と高齢者です。
乳幼児や小児は身体の水分割合が約70%と高く、かつ身体が小さいため水の絶対量が少なく、下痢や嘔吐により、すぐに脱水症状に陥ります。
一方、高齢者は、もともと水分量が少なく、約50%ほどです。
これに加えて喉の渇きを感じ難くなっていたり、水を飲む量が少なかったりと、脱水を起こしやすい状況にあり、注意が必要です。
ぜひ皆さんも、自分だけでなく
周りの方にも呼びかけましょう~