更年期への対策 | 分子栄養学のススメ

分子栄養学のススメ

分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。


私の母の口癖が

もう更年期だから!!

です。




それを理由に、

昼寝をしたり

疲労感を訴えたり

食器洗いを私に押し付けてきたりしますプンプン



しかし、何年も前から言っています。

ホントなのネコぶすぅ???

と疑ってしまうこともあるのですが

それが更年期障害の辛いところですよね。

今日は、更年期への対策をお話しします!



閉経に向かって女性ホルモンは分泌量が減少していきますよね。。。



その影響によって、

閉経の前後約10年間


身体にさまざまな不調が伴うと言われています!

矢印(多汗、のぼせ、頭痛、憂鬱感、肌の衰え、イライラ感など)


この前後約10年間がよく聞く更年期です

(55歳で閉経したら、45~65歳までの間)

意外と長い期間ですねくま
障害が強く出てしまう方にとっては、本当に辛い期間だと思います。



更年期の症状の特徴としては、

・精神神経症状(イライラ、不安、不眠)

・血管運動神経症状(ほてり、のぼせ、発汗)

この2点があげられています。



どちらも女性ホルモンの影響を受けることはもちろんですが、

さらに神経症状が両方に含まれることから自律神経の関連も大きいことが分かりますよね!!!




そこで

メグビーでの対策ですメグビー1



  ↓


■女性ホルモンのバランスの調整

女性ホルモンの分泌には“ビタミンE”が大きく関わっています。

ビタミンEは女性ホルモンの合成に欠かせないもので、さらにホルモンの分泌を調節し、バランスを保つ働きをしています。

更年期のキーとなる栄養素ですね!!!

また原因となる女性ホルモンは、卵巣で作られ分泌されいるんですょ。

卵巣も年齢とともに萎縮していきますよね。

しかし萎縮するスピードは、人それぞれで異なり

食事・生活状況・ストレスなどのさまざまな要因が関係しています。

卵巣の機能をなるべく下がらないように維持するためには、

良質タンパクビタミンAビタミンB群ビタミンCビタミンEコエンザイムQ10、ミネラル(亜鉛)

などの栄養素の摂取が必要です!
また、大豆に含まれるイソフラボンという成分は、女性ホルモン様の働きをするため、減少している女性ホルモンの働きをサポートすることに役立ちます。




■自律神経のバランスの調整

乱れた自律神経のバランスを整えるためには、カルシウムマグネシウムの摂取をお勧めです!!

特にカルシウム濃度は体内で一定に保たれていて、血中に多いと骨へ貯蓄され、血中に少ないと骨から引き出されるのです。

これもホルモンの働きで調節されているのですが、女性ホルモンが減少すると、貯蓄より引き出す方の働きが優位になり、骨のカルシウムはどんどん減少していってしまいます。
カルシウムは神経の伝達物質としても働くので、不足すると、集中力がなくなることやイライラすることが多くなる(更年期障害の)要因であったり、また女性が更年期以降骨粗鬆症になりやすい理由の一つでもあるのです!!!
カルシウムは、単独ではなく体内ではマグネシウムと2:1の割合で存在しますので、マグネシウムも合わせて摂ることが重要です。
また更年期障害で、気分の落ち込み、うつ状態がみられるケースがよくありますよね。

その場合は、感情を左右する神経伝達物質(セロトニン、ギャバ、ドーパミン、ノルアドレナリン)との関係も考えて、それらの合成材料となるアミノ酸(トリプトファン、チロシンなど)、ビタミンB群レシチンなどの栄養素を補充し、神経の伝達を調節することも重要です。



ホルモンや神経バランス乱す要因の排除

ストレスによって引き起こされる疾患は大変多く、更年期障害もその一つです。

通常は、発生したストレスに対して、体内で抗ストレスホルモンが合成され、身体を守ります。

しかし、材料不足によって抗ストレスホルモンの合成が間に合わなければ、その影響をダイレクトに受けやすくなってしまうのです。

ストレスの影響を長期的に受け続けていると、身体の機能低下は著しくなり、さらに低下した状態から抜け出すにはストレスが軽減できない以上困難になってしまいます。

(ストレス発生→抗ストレスホルモンの材料不足→機能低下→疾患の発症→症状により悩みさらにストレスが発生→さらに機能が低下する→症状が悪化しストレスが増大する・・・などの悪循環)

ストレス対策には、抗ストレスホルモンの合成材料である良質タンパクビタミンCビタミンEの十分な摂取に加え、植物ポリフェノール、コエンザイムQ10などの抗酸化成分を摂取し、ストレスに強い身体を作っておくことが症状悪化を防止する上で大切です。



その他・・・




良質の睡眠

(睡眠には、身体を休める働きがある他、細胞の合成・修復、ホルモンや自律神経の調節なども担っています。)


冷え予防

(冷えると、身体の機能が低下し、さらに血液のめぐりも悪くなります。血流不足は、更年期障害を導く要因にもなります。)


適度な運動

(運動は、身体の代謝を円滑にしたり細胞を活性化させるなど、機能の調節にも有効です。また、うつ状態になると減少するといわれているセロトニンは、運動によって増加すると言われています。ウォーキング、エアロビクス、ヨガなどの酸素を多く取り入れる運動が理想的ですが、なかなか難しい場合は、買い物の行き帰りを遠回りすることや家事で身体を動かすだけでも良いと思います。)


規則的な生活

(規則的に物事を行うことは、体内時計の調節に有効です。体内時計が狂ってしまうと、更年期障害を引き起こしやすくなりますので、起床就寝時間、3度の食事のタイミング(特に朝食が大事)、排便など、リズムを作って行うことをお勧めします。)


考え方

(身体の不調があると不安になったりマイナスに考えてしまうことも多いと思います。しかし、そのような思考は、ストレスを発生しやすい他、免疫力の低下やセロトニンの減少などマイナス要因が多く引き起こりやすいのです。不安なことも多いと思いますが、マイナス思考は身体にプラスになることはないので、なるべく良い方向に捉えていく事の方が身体にとってもプラス効果が非常に多いです。)




このような対策で対応しています!!






更年期障害は、

その人

その人

によって、症状も異なりますし、レベルも異なります。


自分でしか分からないため、

周りには理解されにくく

本当に苦しくて辛い状態です。




私も母に対して

なんで怠けているのかな~と思っていましたが

病態を知ることで今は理解出来るようになりましたヒラメキ!






やはり

知る・学ぶって大事ですね!!



自分の身体のために

是非早めの対策をオススメします♥akn♥