分子栄養学と分子整合栄養学 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。

分子栄養学

分子整合栄養学(分子矯正栄養学)


名前が似ているので、混同されている方も

多いのではないでしょうか??



これは全く別の理論ですダメ


違いを一言でいうと、

・分子栄養学は理論的な考えが背景にある学問

・分子整合栄養学は経験的なことを重んじる栄養学


また、分子栄養学の指す分子は、遺伝子(DNA)分子のことであり、

分子整合栄養学の分子は栄養素の分子です。


このような部分が違います。


詳しくは人

 こちら




●分子栄養学
三石巌は、体や栄養の問題は科学上の問題であり、生理学や病理学、栄養学が「分子生物学」という一本の根につながっていると考えていました。

そこで、このような生命の根本をにぎる科学である分子生物学を元に遺伝子(DNA)レベルの栄養学である「分子栄養学」を提唱しました。

分子栄養学の“分子”は遺伝子分子を指しており、経験的なものではなく、あくまでも理論的な背景から実践していく遺伝子レベルの栄養学です。


栄養という営みの中心は“代謝”にありますが、これは体外から入った物質を変化・利用・排出する作業です。

その実体は物質同士の相互反応であり、この方法を決めているのが遺伝子なのです。

遺伝子レベルの栄養学では、この代謝が遺伝子の望むままに行われることを第一条件とし、その為の栄養対策を示しています。

代謝の完全な遂行を目的とし、その為の栄養素(タンパク質やビタミン、ミネラルなど)の摂取に対する考え方を理論的に説明しています。

分子栄養学ではさらに、栄養素の必要量は、

・遺伝的体質(DNA)の違い

・状況(栄養、年齢、ストレス、休養、環境など)の差

によって決まると考えており、これを「個体差」と呼んでいます。


従来、多くの栄養素研究が欠乏症から始まった為、欠乏症が現れなければ不足はないと考えられてきましたが、栄養素の所要量には個体差から生じる大きな巾があります。

分子栄養学では、このような理論を柱にしながら、「個体差」をカバーして健康レベルを上げていく為の栄養対策についてお話しています。





●分子整合栄養学(分子矯正栄養学)
ライナス・ポーリング博士が説いた分子矯正医学(分子矯正栄養学)のことで、通常体内にある分子を、各人の体が正常に機能するよう正しい分子濃度に調節する医学(栄養学)が大本になっています。

特定の栄養素の分子濃度が低いことから発生する病気があり、その病気は分子濃度を高めることによって治ることを主張しました。

分子矯正栄養学でいう「分子」は、ビタミンなどの栄養素の分子のことで、ある栄養素を大量に投与することで病気が改善したという経験と結果を重んじている為、経験論が強く、理論的な背景は薄いものと三石巌は考えていました。

このように、分子矯正栄養学の本質は分子生物学とは関係せず、遺伝子(DNA)レベルの科学ではないという点からも分子栄養学とは全く違う学問といえます。




分子整合栄養学も、

根底は上でお話ししたような内容ですが、

今は、その学問を実行する人によって内容が随分異なってきているようです。






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皆さん

お間違いなくゲ