日本で最初の
位階(身分の序列)制度
推古11(603)年に聖徳太子が制定したのが
『冠位12階の制度』
それまで政治的世襲だったのを個人の能力に
重きをおき良い人材を登用する制度なんですよね~
冠の(今風にいうと帽子だよね)
色によって階級を表した制度ですぅ。
一目瞭然
帽子の色で判断出来るって
四六時中ペコペコしないで済む
凄く~画期的な事
だったのかもしれませんネ~
昔はお役人が沢山居たらしいから~~
聖徳太子がヒントにしたのは
中国の儒教『仁・義・礼・智・信』
五徳の順位に紫色を加え6色としたそうです
ちなみに順位はこんな感じです
紫(徳) 最高の徳で最上位の色
青(仁) 樹。人を包み込む豊かな心
赤(礼) 生活の力・感謝
黄(信) 大地の色。人を欺かない
白(義) 正義・忠節・奉仕を意味
黒(智) 障害物を避けすべてに逆らう事のない心
色の覚え方は
まず紫が1番えらい
次に青・赤・黄色は空をイメージ
青空(青)からやがて夕焼け(赤)となり
月が出てくる(黄色)。
後は
髪の黒い若者よりも白髪のおじいさんの方が偉い
地位や身分によって決められた色を当色(とうじき)