非道に生きる | 松山市の整体 「 鍼灸整骨院めぐる」

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松山市にある整体、鍼灸なら「鍼灸整骨院めぐる」へ。肩こり、腰痛、骨盤の歪み、神経痛、生理痛などに古武術医方の活法(整体)と鍼灸を用いて痛みやこりの解消をお手伝いします。治療院の日々の出来事や私の考えを綴るブログです。

前回の記事:スキ・キライと身体

「好き・嫌い」を身体との関係を含めて考えてきました。

できれば、好きなことに囲まれた生活をしたいと思いますし、

好きなことを仕事にしたいと思います。


私は自営業(鍼灸整骨院)ですから、自分の責任で、仕事の

あらゆることを選択できます。好きなようにできるということです。

リスクを背負う分、好きなことをやらねば!という思いもあります。


だからこそ私は、「好きなこと」を真剣に考える必要がありました。


今回、「好き・嫌い」を考えようと思ったきっかけは、この本を

読んだからです。




「非道に生きる」(著:園子温)

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映画監督である、園子温(そのしおん)さんの本です。

とくに、おススメしているわけではありません。


まさに、好き・嫌いが分かれる映画監督でしょう。

彼の作品は、《すべてが問題作》と言われています。


彼の映画は、奇をてらっているわけではなく、想いを正直に

表現していると感じます。人間のあらゆる側面をむきだし

しているという印象です。


著書の中で彼は、自分がおもしろいと思うことを追求して

ほしい、自分の表現を面白がることが重要だと述べています。

続けて、


『本来、人間は生まれながらにたった一人で、自分の道を切り拓く

ために生まれたわけです。そもそもが、道なき道を行く宿命なんです。

他の人と同じ考え方をするために生きるのなら、生まれてこなくても

よかったとさえ思います。少しでも面白くないと自分が思うことは一切

やらない。それを他人が「非道」と呼ぼうが知ったこっちゃない。』



映画監督だから、このように「非道」に生きれるのでしょうか。

私は小さな院を営む一人の施術者ではありますが、

こうしてブログでも自分の考えや想いを表現しています。


他の施術者と同じような考えや表現ではつまらない。

という想いも密かに持っています。


だからこそ、著者の言う『何かしらの極端さや過激さを

求めなければ表現など面白くありません。』
という言葉

に共感してしまうのです。




 【自分で決める】


 好きなこと は 楽すること ではありません。

 いやなこと でも 必要なこと もあります。

 達成感を得るためには、乗り越えるべき壁も必要です。


 「すきなこと・いやなこと」を二者択一で選ぶことなどできません。

 両者に挟まれながら、人生を謳歌するのでしょう。


 もちろん「好き」だけでビジネスができるとも思っていません。

 得意なこと・好きなこと・求められていることなどの要素が

 重なってビジネス(仕事)として成り立つものだろうと思います。

 それでも、「好き」という要素が一番重要だと私は感じています。


 そもそも、「すきなこと・いやなこと」は何なのか?
 
 
それは、自分で決められます。



 私は世間の常識、世間体を気にしすぎるあまり、自分の「好き・嫌い」

 もあいまいにしてきたのかなと、この本を読んで感じました。


 私が尊敬する人たちは、みな「自分の好き・嫌い」を表現してい

 ます。嫌い!と言わないまでも、好きなことを表現すれば自ずと

 嫌いもわかります。【自分の好き】に共感してくれる人が周りに

 集まるような、そんな生き方を私もしたいです。



 まずは、自分の好きなこと・心地よい生き方とは何か?

 好きなことを好きだと表現できているか?

 私の場合、そこからスタートです。







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