こんにちは、ココアこと田中貴子です。
私は、あなたの魅力を発掘して、【本当の自分】を生きるカウンセリングを行っています。
<メルマガの記事を一部編集して、お届けします>
今回は、ちょっと刺激的なタイトルです。
あなたは、「察してほしい、分かってくれるはず」のコミュニケーションをしてしまうことはありませんか?
ことに近しい存在の家族・パートナー・友人になると、これぐらいは言わなくても理解できるでしょ?と期待したくなりますね。
でも当たり前ですが、相手は同じ人間ではないので、考えることまでピッタリとはいきません。
だから、どうしてそうなるの?と相手の態度や反応で、信じられなくなってしまうのですね。
このように、人間関係の悩みの根っこは、「私は正しい、あなたは間違っている」で不満を溜めていることから始まります。
先月末のこと、母の病院に付き添うため、実家に行きました。
私は車を運転しないため、あらかじめ予約を入れて、いよいよ出かけるという時です。
てっきり父が居間にいると思ったら、2階にいたままで、降りてきません。
数回出かけるからねーと声をかけたら、ようやくぼそぼそ返事が聞こえてきました。
靴をはきながら、母は玄関口で不満を漏らします。
「こちらが出かけるんだから、送り出してくれてもいいのに。」
「顔も出さないなんて・・・戸締りだって、私がしなくちゃいけない。」
「それぐらいしてもいいのに。」
「ちっとも気付こうともしないんだから。」
母の不満は止まりません。
挙句の果てには、リハビリに行く日も、こちらが出かける時間になって、急に買い物に出かけようとする。
(父は)自分勝手で、いじわるをしてるとしか思えない・・・。
この思考の中では、私の常識~私だったら〇〇するのに・・に終始するばかり。
虚しい気持ちが渦巻いていくだけです。
「明日は△時に出かけるので、戸締りをお願いしたいので、よろしくね。」
そういった声がけはしたの?と私が聞けば、言ったところで無視するとあきらめモードなのです。
長年そうやってきたから、どうせ分かってくれないんだ。
やってくれるはずない。
ちっとも、こちらの気持ちを察しようとしないんだもの。
本当のところ、もはや声がけはしたかどうかは、うやむや。
ないない、くれない族になって、相手はいかにひどい人かのエピソードに突入していくのです。
父の思考の中では、おそらくは頼まれてないからやらない、なのでしょう。
めんどくさいという本音も、正直なところ、あるかもしれません。
どちらにしても、長年連れ添っていようが、相手をこういうものだと決めつけることも、ズレている可能性があります。
期待してはガッカリしてるのに、相手の言動がいつか変わるはずは永遠にないです。
だけど、言葉にして伝えれば、「そうだったんだね、気付かなかったよ」と接点が生まれます。
相手によかれと、あれこれ尽くす側からすれば、察してほしいのでしょうが、相手はやってもらうのが当たり前すぎて、鈍感です。
感謝すら感じてないことも(残念すぎる…泣)
だからこそ、「やってもらえると、すごく助かる」
「慌ててしまうので、後のことはお願いします」のように、具体的に伝えることが大事なのです。
そんなことさえもしなきゃいけないの?―
(億劫がってる場合じゃないのですよ~もうちょっと読んでね)
・今までのように言わないままで、ボヤキ続ける (不満を溜めたままで、頑張る)
・ちょっと勇気いるけど、あえて自分の気持ちを話してみる (全てを自分1人で引き受けない)
どっちがいいのかも、実は選べるのです。
もう一度、↑の( )の太字、未来想像図に注目してくださいね。
本当はどうしたいの?と自分に問いかけてましょう。
「私は正しい、相手も正しい」
互いにマイルールで生きてるだけなんです。
お願いするのは、甘えるのは、相手に借りをつくることではありません。
まして、相手に負けること・・でもないのです。
自分の置かれた事情を話して、対等に相談してみる。
そして、返事は相手に任せていい。
そのくらいの緩さがあれば、やってくれるかもしれない。
やってくれたら、すっごくラッキー!
そんなふうにゲームとして、取り組んでみてくださいね。
気楽にトライです。
読んでくださって、ありがとう。
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