こんにちは、ココアこと田中貴子です。
最近本屋さんに行くと、<AI・人工知能>とか<将来も生き残れる職業>とか、先行きの不安をあおるようなタイトルが目につきますね。
ちょっと難しそうと敬遠しがちですが、今の流れを踏まえて、これからの将来を分かりやすく予測した本に出逢ったので、ご紹介しますね。
身近な例を挙げて説明されてるので、近未来を描きやすいですよ。
「13の未来地図~フレームなき時代の羅針盤」角田陽一郎 著
(ぴあ株式会社)
この本を通すと、漠然とした、これまでと違う流れは何か?の答え合わせをしてる感じがします。
典型的なのは、スマートフォン。
スマホが登場したとき、私も最初はガラケーの携帯が進化したモノと思っていたら、さにあらず。
使いやすいように、必要なアプリを取り込んで、自分ならではの選択をしていく(カスタマイズ)。
そして、そのアプリが時期をみて、更新してはバージョンアップしていく。
スマホは、その人仕様に、最新情報へと常に進化し続ける装置だったんだ。
そう理解したときに、これ1つあれば、ほぼ何でも出来るんだと驚いたのを覚えています。
自分の好き・必要に応じて、個性さえ放っているなんて、衝撃でした。
今では、交通機関で自動改札、銀行でATM、映画館で自動券売機、スーパーで無人レジ、飛行機やライブで電子チケット、ネットで買い物と・・・人を介さなくても、作業が出来ることも増えています。
機械がどんどん頭がよくなって、将棋でも人工知能のボットが人間に勝てる時代。
それでも、人工知能が得意な分野と、人間だから磨ける分野がある。
だから憂えなくてもいい。
むしろ、人間ならではのアナログなことに価値が見いだされる。
これからは、人が発信する言葉、こだわり、想いがリアルに大事になっていく。
大量に安く作られたモノより、時間や情熱をかけた本物志向へ。
誰でもワールドワイドに、自分を表現できるなんて、断然面白い。
かつて素直にコツコツ真面目にやる人がいいとされてきたけれど、これからは誰もがユニークな発信者になりうるということが本から分かりました。
私が一番興味を引かれたのは、組織でなく、個人でもなく、【プロジェクトバンド】になっていくという部分です。
解説している部分を載せますね。
つまり、個人が個人同士で各パートを受け持ち、奏でたい音楽を演奏するように、やるべき案件をそれぞれが遂行していくような、まさにちょうどいい人数の集団(バンド)が、これからの仕事における形態なのではないでしょうか。
・とにかく楽器を持ってどこかのバンドに潜り込めば、未来を切ひらく可能性が広がるということなんです。
ここで言う楽器とは、自分が持っている特技や才能の例えです。
これまでのように肩書きがあれば生きていけると思っていた時代はとっくに終わっていて、これからはどんなバンドでどんな場所で、どんな演奏をしているのか、どんな活動をしているのか、ということが自分自身を紹介することになるし、またそれが生きていくことと直結することになる。
・「好きなこと」を見つけたら、自分の才能を最大限生かせるバンドを見極めて参加する、その一方で、「好きなこと」をどんどん増やして、活動の幅を広げていく。
そうやって少しずつ「好きなことだけやって生きていく」を現実にしていくのが、これからの時代の働き方になる。
長寿になったことで、1つのキャリアを続けて、リタイアしたら、一生が終わるといった単純明快な流れではなくなっています。
年金もらうまでは慎ましく我慢して暮らすもアリだけど、もったいない。
セカンドステージで、これもやりたかったなーがあれば、新たに挑戦だって出来る。
これからは長く心身健康を全うするためにも、全方位に興味や視野を広げる。
そして、自分の《好きという才能》アプリを人生ラインに加えて、バージョンアップさせて楽しむ生き方になるのかもしれませんね。
あなたはどう思いましたか?
先々は分からないのなら、面白がってみるほうが楽しいですね。
気になった方はぜひ!
読んでくださって、ありがとう。
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